ワーク・ライフ・バランスの企業の具体的な実践例

ワーク・ライフ・バランスの導入は、企業における将来を見据えた取り組みとなります。好転しない経済状況下において労働時間を減らすことに抵抗がある企業も少なくないかもしれませんが、優秀な社員の確保やモチベーションの向上と言ったメリットを期待できるのもワーク・ライフ・バランス導入による大きなメリットとなります。

将来を見据えた戦略として導入を積極的に考えていきたいところですが、実際にどのように実践しているのかなどの企業事例は気になることでもあります。そこでここでは企業の具体的な実践例などを見て行きたいと思います。どのように実践しているのかなどのヒントを得るきっかけにして頂ければ幸いです。


夜間処理や長時間労働による疲労感の解消

SCSK株式会社ではIT技術者の夜間処理や長時間労働による疲労感の解消を問題視していました。疲労感だけでなく自己研鑽の時間のない現状に危機感を感じ、ワーク・ライフ・バランスの導入で健康的な労働環境の構築に努めました。

残業半減運動を行うことから始め、有給取得率90%を掲げ翌年度からは取得率100%、月間残業時間を20時間以下に設定して取り組みました。またこれらの取り組みを経営戦略として取り組むことで従業員の意識を高めることも意識して行うことで自主的な取り組みとすることに成功しています。平均残業時間は年々減少、有給取得率は年々増加しているなど、目に見えた結果を上げながら会社自体も増収増益を遂げる結果となっています。


男女ともに生き生きと働ける環境作りを

埼玉県にある三州製菓株式会社では、技術やノウハウを持つ優秀な女性社員が出産や結婚を機に退職することを損失と考えていました。ワーク・ライフ・バランスを導入することで男女ともに生き生きと働ける環境作りに取り組みました。

女性活躍促進に力を入れている点など積極的に情報発信、経営会議の場でも取り上げることで意識を高める取り組みから行いました。理解が得られていない従業員に対しては繰り返し情報配信を行い、理解が得られるまで努力を続けました。ノー残業デーは暇だから早く帰れると誤認され当初は定着しませんでしたが情報配信を続けることで業務効率の改善を重視、残業なしのスタイルの定着に繋がりました。

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