営業に向いてない人に共通する15の特徴

会社の最前線に立ち、仕事そのものを創る大変な仕事の営業職。営業には向き不向きがあると言われていますが、営業に向いていない人にはどのような特徴があるのでしょうか。

営業に向いていない人と言えば、一般的には「口下手」や「内向的」な人がイメージされがちですが、そうしたイメージが必ずしも正しいとは限りません。では、どのような人が営業に向いていないのか、ズバリご紹介します。ノルマが達成できない現役営業マンの皆さんや営業職への転職や就職を考えている方は要必見です。

営業に向いてない人の特徴

1.清潔感のない営業マンは、営業に向いていない

清潔感のない営業マンは、営業に向いていない

見た目は営業マンの第一印象の9割を占めるといわれるくらい重要。どんなに営業トークが冴え渡っていても、見た目が不潔では顧客との距離感が縮まることはありません。では清潔感のある身なりとはどのようなポイントが挙げられるのでしょうか、一部ご紹介します。以下をご覧ください。

営業に向いていない人の不潔なポイント

1.身だしなみ編

  • 髪型:長髪、パーマ、茶髪、フケがある
  • 眉毛:眉毛を整えず放置しっぱなし、眉毛が細い
  • ヒゲ:剃り残しがある、ヒゲを伸ばしている
  • 肌:脂汗でテカテカ
  • 爪:爪が伸びている
  • 臭い:体臭がする、香水臭い

2.スーツ編

  • ネクタイ:色が派手、シワがある、ネクタイをしていない
  • シャツ:首回りが汚れている、シワがある、色が派手
  • ジャケット:色が派手、手入れができていない
  • スーツパンツ:折り目がない、シワがある
  • 靴:手入れしていない
  • 靴下:色が派手、素足

さて、上記に当てはまる項目が一つでもあれば、あなたは不潔とみられ、相手に不快な思いをさせている可能性があります。営業はあくまでも顧客目線に立たなければなりません。手入れが出来ていないのは問題外ですが、相手のことよりも自分のオシャレを追求するのも同様に営業としては向いていないと言えます。

ただし今不潔であっても、清潔感は意識すればいつでも直すことができます。是非ともこのタイミングで自分を見直してくださいね。

2.セルフマネジメントができない人は、営業に向いていない

セルフマネジメントができない人は、営業に向いていない

営業職は自身に課せられた目標を達成するために、自分で行動スケジュールを立てて、それを管理する「セルフマネジメント」が必要な仕事です。セルフマネジメントには大きく分けて4パターンが存在します。

セルフマネジメントの4パターン

  1. 与えられた仕事をこなす:マネジメントしてもらい、分解されたタスクを決められた優先順位に従って作業する
  2. 与えられた仕事を完結できる:ひとつの業務(仕事)に対して、みずから優先順位を決めてタスクを完結まで取り組む
  3. 与えられたリソースで仕事ができる:仕事ではなく「リソース(資源)」を配分し、またリソースの範囲内で成果を出す
  4. 経営目線で仕事を決める:経営という視点から自身の裁量で仕事そのものを生み出すことができる

営業マンであればセルフマネジメント「(2)与えられた仕事を完結できる」までできなければ不向きといえます。顧客とのアポイント調整がうまくできなかったり、商談の設定や管理がコントロールできない、今進めるべき優先順位に則ってタスクをこなせない。これでは与えられた仕事を完結することは到底不可能です。

しかし、これもトレーニングによって解決できる問題です。誰しも得意不得意があるように、できるようになるまでに時間がかかる人もいますし、その苦手が克服できたら一気に成長する人もいます。苦手のまま諦めること自体、セルフマネジメントができていないとも言えます。できないまま、営業に不向きな状態で終わらせないようにしてくださいね。

3.約束を守れないルーズな人は、営業に向いていない

大切な約束または重大な約束事を守ることは勿論のこと、小さな約束ごとや顧客への報告・連絡・相談を粗末にするような人は営業マンには不向きです。約束を破ってしまうことが重なれば、人として信頼が得られないばかりか、報連相ができないと顧客に不信感を与えてしまい、結果としてその姿勢が営業成績にそのまま表れてしまいます。

営業マンはお客様から大小さまざまな依頼を受ける場合があります。営業マンにとって小さなことに思えるようなことであっても、お客様にとっては大切な依頼という場合もあります。「これくらいのこと、守らなくても平気だろ」と勝手に判断し、約束事を粗末にしているようではお客様からの信頼を得られないため、売上が伴わないことはもちろん、営業には向かないでしょう。

4.空気が読めない人は、営業に向いていない

空気が読めない人は、営業に向いていない

営業職は、社内外問わず多くの人と接する仕事。同じような商品がありふれる中、特に顧客は営業マンが取り扱っている商品の中身よりも、営業マンとの信頼関係が築けるかどうかを重視しています。そのような中、会話のキャッチボールがうまくできず相手に不快感を与えたり、機嫌を損ねてしまうような発言をする人は営業に向いていないといえます。

空気が読めない人の一番の問題は、自分が空気を読めていない発言や仕草をしたこと自体に気づいていないこと。もしあなたが周囲から「お前は空気が読めていない」と言われたり、あなたが発言したあと、場の空気が凍りついた雰囲気になっていたら要注意。あなたは空気が読めない人なのかもしれません。

場がしらける発言は、あなた自身のイメージを悪くするだけでなく、会社のイメージも悪化させてしまいます。そのため空気が読めない人は営業には向いてないといえます。

5.社内の味方が少ない人は、営業に向いていない

社内の味方が少ない人は、営業に向いていない

常に高い水準で営業成果を出せる人はほんの一握りであり、多くの営業マンは目標を達成できる時もあれば、落ち込むこともあるでしょう。

営業は、会社の最前線に立って仕事そのものを創る大変な仕事ですが、決して個人で勝負しているわけではありません。職場のメンバーの手厚いサポートを受けたり、営業部署内のメンバーから有力な情報を提供してもらったりと、バックサポートがあってこそうまくいっているのです。そのため組織で競争している意識を持つことがとても大切になってきます。

もし自分一人で戦っているような意識を持っていたり、社内で横柄な態度を示しているのであれば、あなたが営業で本当に困った時、誰も助けてくれない状況に陥ってしまいます。そのため、仲間を思いやる気持ちを持てない人は営業には不向きでしょう。

6.熱意のない人は、営業に向いていない

営業ノルマが未達の状態で締切日が近づいているとき、あなたは諦めずに踏ん張れていますか。まだ日数が残っているのに「また来月頑張ればいいや」と考えたりしていませんか。

もしかすると、残りの時間どれだけ頑張ったとしても目標に届かない状況なのかもしれません。ですが営業はできない中でも「月末、どのような状態で終わるか」が非常に大切です。むしろラッキーでノルマを達成し月末を迎えるくらいなら、未達に終わったとしても

  • 次月につながる案件が3件できた
  • なんとか月末最終日に1件契約を取れた
  • 契約を取れる道筋を見つけることができた

といった新たな発見や次につながる一歩を作れたほうがよっぽど良いといえます。しかしこれらは熱意がなければ経験できないこと。そのため、熱意がなく、すぐに諦めてしまう人は営業に向いていないといえます。

7.他責思考の人は、営業に向いていない

他責思考の人は、営業に向いていない

自責の念を持たない人は営業に向いていません。以下のことが口癖になっている人は要注意です。

  • 会社の知名度がないから売れない
  • 商品が高くて売れない
  • 商品の性質が悪くて売れない
  • 景気が悪くて売れない
  • 自分の担当エリアが悪くて売れない

自社商品が売れない理由を他人や環境のせいにするのは簡単です。しかしそれらは自分ではコントロールできないこと。コントロールできないことに焦点を当てても進歩はありません。それよりも、もっと自分でできることや改善できることを考え、行動すべきです。

営業マンは、変化していく環境や会社の状況、商品の特性に合わせて成長することが求められます。他責思考の人はそれについて行こうとせず置いてけぼりになってしまいます。そのため他責思考の人は営業マンに向いていないといえます。

8.自信がない人は、営業に向いていない

自信のない人は、その人の見た目や顧客との商談での話し方に自信のなさが表れてしまいます。

営業マンは商談をするとき、顧客に対して自分を売り込まなければなりません。その結果商品が売れていくようになるのです。また営業マンにおける自信というのは4つの自信に分類されるといわれています。それは以下の4項目です。

営業マンに必要な4つの自信

  1. 商品に対する自信
  2. 会社に対する自信
  3. 職業に対する自信
  4. 自分に対する自信

この4つのどれか一つでも欠けていると、営業マンとして苦労すると言われています。ですがこの4項目について現時点で完璧である必要はありません。これらの自信は育てていくものです。今、自分に対して自信が持てていないのであれば、自信が持てない理由をしっかり整理していくことが大切です。

9.完璧主義の人は、営業に向いていない

完璧主義者は営業職には向いていません。営業とはお客様がいて初めて成り立つ仕事。自分の思い通りにことを運ぼうとしても、まず上手くいきません。むしろ自分にとっては不本意なことの方が多く、それでも自分の希望や考えを捨ててお客様に合わせ、従うといった姿勢が問われるのが営業職です。

また、この世に完璧な商品を求めることも無理があります。仮に商品が誕生した瞬間は、その商品がこの世で最高のものであったとしても、時代が変われば顧客ニーズも変わり、技術も革新され続ける限り、陳腐化することは避けられないのです。そのような意味で、完璧な商品を売るといった思想に囚われてしまえば、いつまでたっても自信をもってすすめることができる商品は表れなくなってしまいます。

10.素直じゃない人は、営業に向いていない

素直じゃない人は、営業に向いていない

営業をやっていれば、こちらにミスや落ち度がなかった場合でもお客様から叱られたり、怒られたりする場合が多々あります。例えば、商品を使うときの注意点を契約時にちゃんと説明していたのに、お客様が理解していなかったために商品を上手く利用できず、お客様が感情を害してしまう場合です。

そのようなときに「私はちゃんと説明しました」と主張し、お詫びできないタイプの人は営業に向いていません。逆に営業に向いている人とは「自分がもっとわかりやすく説明できていればお客様は上手く使用できたはず」と自分の非として考え、速やかにお詫びができる人です。

11.PDCAサイクルを回せない人は、営業に向いていない

PDCAサイクルとは、「Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)」を繰り返すことで、業務をどんどん改善していく手法です。日本を代表するトヨタ自動車をはじめ、多くの企業で取り入れられ、プロジェクトを進める上でチーム単位でも今や当たり前に行われていますが、営業マン個人でもPDCAサイクルを回して改善していくことが求められます。営業マン個人のPDCAサイクルの例を簡素化して以下にご紹介します。

  • (Plan:計画)契約目標4件を達成するために月400件の新規開拓を行う目標を立てた
  • (Do:実行)400件の新規開拓件数を行った
  • (Check:評価)結果は2件の契約
  • (Action:改善)新規開拓件数を倍の800件にして取り組む予定を立てた

もちろん、業務はもっと複雑化しているため本来はもっと具体的ですが、上記のようにPDCAサイクルを回せないといつまでたっても同じことを繰り返してしまい、成果は出ないでしょう。そのためPDCAサイクルを回せない人は、営業に向いていないといえます。

12.能動的に動けない人は、営業に向いていない

能動的に動けない人は、営業に向いていない

どんなに良い商品を取り扱っていても、顧客のほうから引っ切り無しに商品を求めてくるということはあり得ません。そのため営業マンがみずから足を使って行動する必要があります。それが億劫に感じたり、みずから行動することそのものが苦手な人、受動的にしか動けない人は営業マンに向いていないといえます。

一方で、自分で考え行動し、能動的に動ける人にとって営業職は天職といえるのかもしれません。なぜなら自分をマネジメントし、仕事そのものを創ることが営業には求められるからです。

13.プライドが高すぎる人は、営業に向いていない

自分に対するプライドが過度に高い人も、営業には不向きです。営業マンは「営業という仕事」に対するプライドや誇りはもって構わない、というよりむしろ持つべきと言えます。つまり持つべきプライドとは仕事に対してのプライドであり、持ってはいけないのが自分に対するプライドです。

例えば「自分は一流大卒だがお客様は高卒だ、従って自分の方が偉い」といった勘違いに基づいたプライドです。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」とのことわざどおり、出来た人ほど謙虚です。出来た人はそもそも「自分の方が偉い」といった発想自体しません。そのため、どんなお客様でも自然に敬えるものです。それができない人は営業には向いていないので、他の職を考えた方が良いと言えます。

14.自己分析ができていない人は、営業に向いていない

自己分析ができていない人は、営業に向いていない

月初や期初になると営業マンのこれまでの成果はリセットされ、またイチから営業数字を積み上げるために、汗をかいて営業をしなければなりません。その繰り返しがこれからもずっと続くことを考えてしまって、足が止まり、この仕事を続けるべきか悩む人も少なくありません。

そこで大事なのは自分自身をしっかり理解し、将来の夢や目標を持てているかどうかです。自分の目標が明確であれば、目の前の仕事が将来に続いていることを理解して頑張れますが、ただなんとなく仕事をしている状態であれば、それが営業成績にあらわれることはもちろん、仕事に対するスタンスやモチベーションを下げてしまいます。そのため、自己分析がしっかりできていないと長い目で見て営業には向かないでしょう。

15.正直すぎる人は、営業に向いていない

営業マンは顧客に嘘をついてはいけません。そのため平気で嘘をつく人は営業には不向きです。ですが場合によっては伝え方を変え、顧客に対する伝わり方をコントロールする必要があります。例えば、そのまま伝えると顧客に不安感を与えてしまう「会社の設立年数が浅い」「商品の性質が弱い」といったこと。

正直すぎる人は、顧客に指摘されるとその内容をそのまま受け入れて認めてしまったり、解釈を変えて印象自体を変えようとはしません。何事も長所があれば短所があるように、短所があるからこそ顧客に提供できるメリット(長所)もあるのです。素直すぎる人はそれを「嘘」という括りで消化してしまう傾向があります。そのため、営業には向きません。

営業の向き不向きは努力で変えられる

営業の向き不向きは努力で変えられる

現実として、営業職に向いている・向いていないという「適性の有無」は必ずあります。それだけに、自分の貴重な時間を費やして適性のない職業を続けることは当人にとっても不幸なこと。できるだけ早くそうした状況を変えることが望ましいと言えます。

ただし、状況をかえるというのは何も職を変えることだけが選択肢ではありません。真摯な反省に基づいて猛烈な努力を重ねることで克服することが可能なものもあります。むしろ自分の努力次第で何とでもなることのほうが多いといえます。

そのため転職するという決断ではなく、まずは全力で課題克服に取り組むことをオススメします。そうした尊い努力は、結果として転職という選択を決断したとしても、皆さんにとって貴重な糧となるからです。

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