就活で有利になるTOEICの点数・スコアとは

大手企業やグローバルな事業展開を行っている企業を目指している就活生の皆さんにとってTOEICのスコア取得は、大学の卒業単位と変わらないぐらい必要不可欠なものと言っても過言ではないでしょう。

ところが、TOEICのスコアにはどのくらいの点数を取得すれば就活に有利になるか、様々な憶測や噂がネット上で飛び交っていることもあり、就活生を大いに惑わせている面があります。そこで当サイトでは憶測などに基づかず、客観的な立場から事実情報を最重視することで就活で有利になるTOEICの点数を明らかにして参ります。

上場企業が新入社員に期待するスコア平均点は565点だが・・・

TOEICを運営している(一財)国際ビジネスコミュニケーション協会が上記企業3,254社を対象に行った「上場企業における英語活用実態調査」(2013年調査)によると、上場企業が新入社員採用時に期待するスコアの平均点は「565点」となっています。

この数値をみる限りでは565点を越える数値、例えば600点もあれば平均点を上回っているため理屈上、半数以上の上場企業において就活で有利になってくるのではと思えるかも知れません。しかし、この数値はあくまで平均点であることを理解しておく必要があります。

TOEICのスコアに対して全上場企業が期待をしている前提に立って良いなら、そうした理屈も成り立ちますが、残念ながらそのような前提には立てません。上場企業の中には就活生の英語力をそれほど重視していない企業もあれば、英語力を重視していてもTOEIC自体をそれほど評価しないという企業もあります。そうした企業が平均値を押し下げている可能性が大いにあります。ということは、TOEICのスコアを重視している上場企業だけを対象にした場合には、おそらく平均点はもっと上昇すると考えられます。

海外出張者の期待スコア平均675点、中途採用社員への期待スコアは平均710点

ではどのくらいの点数が想定されるかということですが、同調査で海外出張者に対するTOEICの期待スコアが平均で675点、中途社員の採用については何と710点にも達していました。この数値から、中途採用や海外出張組となる社員に対しては新入社員の採用時より平均で100点以上も高いスコアを要求しているということです。

ここから言えることは、新入社員の時点では平均565点で満足してくれても、中途で採用する社員と同年代になる頃、もしくは海外出張要員として海外で活躍することを期待する社員に対しては565点では満足していないこと、平均で100点以上はスコアを上昇させて欲しいと考えているということです。

この事実を素直に踏まえれば、565点というのは「満足している訳ではないが新入社員ならそれぐらいでも良い」と”目をつぶってくれる点数”と言え、少なくとも高い評価になるスコアとは言えません。

中途採用に”平均で”710点以上の点数を期待しているなら、とりわけTOEICのスコアを重視している企業はこれと同程度のスコア、即ち新入社員に対しても「710点以上」は期待しているであろうと考えるべきでしょうし、更にTOEICを高く評価しようとしている企業から「高く評価」されるにはそれ以上、具体的には「750点以上」あった方が良いと言う見方が成り立つと言えます。

国際部門の平均期待スコアは750点。アピールするなら850点以上が望ましい

では上場企業の中で、世界市場で戦っており、国際部門を有する上場企業に対して英語力をアピールしたいと考えた場合にはどのくらいのスコアを取得しておくと、アピールできるようになるのでしょうか。

上場企業における英語活用実態調査では「国際部門」に対して期待されるTOEICのスコアについても調査がなされており、その調査結果に基づいた場合、期待されるスコアの平均点は「750点」に達することがわかりました。しかも回答が寄せられた企業の内、37.7%が「800点以上」を国際部門のTOEICスコアとして必要だとしていることも調査結果から判明しています。

つまり、4割弱もの企業が800点以上を期待していることを踏まえれば、国際部門で活躍できる新入社員を積極的に採用したいと考えている上場企業にとって「800点」は評価されるというより「ボーダライン」を考えた方が堅実です。もしそうしたインターナショナルに活躍している国際企業を目指すなら、少なくとも850点以上はないとアピールできる点数にはならないと言って良いでしょう。

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