仕事でチームワーク力を向上する大切な7つのこと

また能力レベル(種類ではなく能力差)がある程度揃っていない場合には、一人の人間にだけ仕事が大量に振られてしまい、過剰に負荷がかかる可能性があります。この場合、その「優秀な人」は同じような給与にもかかわらず自分だけ仕事量が多いと不満を感じる可能性があります。また周囲の人たちは敗北感を感じたり、威圧感を感じて無力化してしまう可能性があります。そのため、初めから能力のレベルをある程度考慮した人選を行う必要があります。そうすることで、相互尊重と相互信頼を担保することができるのです。

(4)協力の価値観を共有している

協力のために必要となる価値観は「Win-Win関係」、「非ゼロサムゲーム」と呼ばれるものです。これらは「誰か一人が勝つと他の人が負ける」という考え方ではなく、「みんなが協力し合うことで、みんなで勝つ」という考え方。この考え方を共有するには、組織の評価構造が適切でなければならないという制約もあるかもしれません。

(5)報・連・相の密なコミュニケーションを徹底

最高のチームワーク力を発揮するためには、個々の仕事の進捗状況をお互いが把握できている状態を作る必要があります。報告・連絡・相談を密にやり取りすることによって仲間のミスや失敗をカバーできるし、また成果をより高く積み上げることができるのです。

(6)対等な立場で意見交換できる環境

立場や経歴・バックボーンの異なる人が集まるチームでは、発言量と力関係が比例しがちです。つまり一部の人の意見によってチームが動くため、失敗したときに責任問題ばかりに焦点が合ってしまいます。チームを円滑に動かすためには上下関係やキャリアの差にこだわらず、コミュニケーションの質を高めることが重要です。

(7)リーダーが機能している

どれだけ優秀な人材が集まったとしても、そのメンバーをまとめて正しい方向性に導くためには、リーダーの熱意や力量が大きく影響します。メンバーが動きやすい環境を用意し、時に軌道修正するのもリーダーの采配によって成し得ること。優秀なリーダー無くして成果は得られません。

著名人のチームワークに関する名言

著名人のチームワークに関する名言最後に、チームワークに関する名言をご紹介します。

◎プロ野球選手:イチロー(鈴木一朗)
びっくりするような好プレーが、勝ちに結びつくことは少ないです。確実にこなさないといけないプレーを確実にこなせるチームは強いと思います。

◎京セラ・第二電電(現KDDI)創業者・日本航空名誉会長:稲盛和夫
組織の最小単位にまで目標を細分化することが必要です。そしてそれぞれが懸命に自分の目標を追求していくのです。各部門で目標が達成できれば、全体の目標もおのずから達成されていくはずです。

◎経営学者:ピーター・ドラッカー
我々は、組織が一人ひとりの人間に対して位置と役割を与えることを、当然のこととしなければならない。同時に、組織をもって自己実現と成長の機会とすることを、当然のこととしなければならない。

◎エイブラハム・グループ・インク創設者・CEO:ジェイ・エイブラハム
チャンスを作るにはまず「独力でやる」という発想から抜け出し、恐れを乗り越えてビジネスという冒険を楽しむことが必要だ。あなたに足りないものを持っている人、そしてあなたが持っているビジョン、明晰さ、実行計画などを必要とする人が必ずいるとすれば、二度とその恐れを感じることはないだろう。

長期的な戦いを勝ち続けられる組織は商品力や技術力などの強みだけで成し得ることができる訳ではありません。その土台には企業の強みを支え、更に押し上げる強力なチームワーク力が存在します。チーム内はもちろん、部署間や事業部の垣根を越えてお互いを協力し合う体制と、優秀なリーダーの統率によって最高の組織は出来上がるのです。

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