所得税と住民税の違いと計算方法

・所得税・・・累進課税。所得額に応じて5%~最大40%の6段階の税率がある。
・地方税・・・一律10%(内訳として市町村民税が6%、都道府県民税が4%)

尚、地方税は一律10%の税金以外に「均等割」といって、所得額に関係なく課される年間数千円程度の税金が加わります。この均等割こそが、①で紹介した、住んでいる自治体による税額上の違いにもなってきます。


所得税と住民税の違い④「所得控除額」

所得税と地方税では「所得控除額」も異なります。主なものをいくつか紹介すると次のような違いがあります。

・基礎控除・・・・所得税38万円、住民税33万円
・配偶者控除・・・所得税38万円、住民税33万円
・扶養控除・・・・所得税38万円、住民税33万円
・生命保険料控除・所得税12万円、住民税7万円


所得税と住民税の計算方法

所得税と住民税は②~④で紹介した税率と所得控除額の違いはありますが、基本的な計算方法の考え方はほぼ同じです。

・所得税額=(所得額-所得控除額)×累進での税率-税額控除額
・住民税額=(所得額-所得控除額)×10%の税率-税額控除額+住民税均等割額

上記のうち「所得控除額」とは税金の計算をする際に所得金額から差引いておくものであり、「税額控除額」とは課税される税金から差引くもので住宅ローン控除や寄付金控除などがあります。

最後に所得税と住民税では納める時期や回数も本来異なりますが(所得税が年1回で3月15日まで・住民税は6月末、8月末、10月末、1月末の年4回)、サラリーマンの方は原則毎月の給与から納めていますのでそれほど意識する必要はない違いと言えます。また、ご紹介した税率や控除額は税制改正等によって今後変更される可能性がありますので、最新の税制については常に関心を払うようにすることが大切です。

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