アスペルガー症候群の特徴・部下への対処法

アスペルガー症候群の特徴・部下への対処法

専門的な業務はすごくできるのに簡単な作業ができない。場の空気を読むことができない。予定を少し変えただけで怒り始める。あなたの職場にこのような特徴のある人はいませんか。もしかすると、その人はアスペルガー症候群なのかもしれません。アスペルガー症候群とはどのような病気なのか、アスペルガー症候群の人とはどのように付き合うべきなのか解説します。


アスペルガー症候群とは

アスペルガー症候群とは、自閉症スペクトラム障害の一つで、生まれつき社会性が低く、自然なコミュニケーションを行えなかったり、関心や活動が限局的だったりします。そのため、他人の気持ちを考えたり、相手の立場に立って考えることができなかったりすることから、著しくコミュニケーション能力が低く、周囲の人を不快にさせたり困らせてしまうことが多々あります。そうしたことから生活にさまざまな支障をきたしている人も多くいます。日常の生活では、スケジュールや決められた手順はしっかり守ります。興味があることには熱中し、知識も非常に豊富であることから、一見しただけでは気づかない場合も少なくありません。


アスペルガー症候群の特徴

まずはアスペルガー症候群の特徴についてご紹介していきます。アスペルガー症候群は本人が自覚していない場合もありますが、特徴に共通する点がいくつかある場合、その疑いがあるといえます。

1.明確な指示がないと動けない
2.場の空気を読むことができない、空気に沿った対応ができない
3.冗談が通じず、会話の行間や間を読むことができない
4.曖昧なことを理解できない
5.好きなことは永遠とやり続けてしまう、話し続けてしまう
6.スケジュール管理ができない
7.自分が興味のないことは頑なに手を出そうとしない
8.急な変更にうまく対応できず、だまされやすい
9.名前を呼ばれないと自分だと気が付かない
10.相手の気持ちをおもんぱかれない、人を傷つけることを平気で言う
引用:アスペルガー症候群(AS)とは?症状と年齢別の特徴

アスペルガー症候群の部下との付き合い方

アスペルガー症候群の部下との付き合い方部下がアスペルガー症候群であった場合、どのように指示をだしたらよいのか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

指示したこと以外は全くやらなかったり、注意しても同じミスを幾度となく繰り返したり…。このような場合は伝え方に工夫をする必要があります。理解が深まるような指示を出しましょう。

アスペルガー症候群の人が言われたこと以外やらないのは、そのことに集中しすぎてしまうからです。物事に対し全体を見るのではなく、一点を集中してみるというという特性があるため、指示を出さない限り、他の仕事は一切やりません。しかし、それを弱みと捉えるのではなく、強みとして考えてみましょう。アスペルガー症候群の人は指示を出すことにより、そのことに対してまじめに働くのです。具体的かつ簡潔な指示を与えることで、集中力を発揮します。では、具体的な指示の出し方をいくつか挙げてみましょう。

簡潔に指示する

指示を出す際はできるだけ簡潔にしましょう。一つの指示の中に多くの情報があると、さまざまなことに気を取られてしまいミスが多くなります。「○○をしてください」と言うように簡潔な指示を出しましょう。

口頭の指示+メモを取らせる

アスペルガー症候群の人は、目から入ってくる情報のほうが理解しやすいといわれています。口頭で指示を出したら、メモにも書いて理解してもらうようにしましょう。メモは作業の手順、スケジュール、文字、図、写真など視覚的な情報でわかりやすく伝えます。メールなどの指示も効果が上がる可能性大です。

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