尊敬できる上司や社員のいない職場は転職を考えるべきか

現在の職場にはとても尊敬できる上司や先輩社員、同僚などがいない・・・となった場合、会社に対する忠誠心や誇りも薄らいでしまい、モチベーションも低下してきます。職場に尊敬できる人物が1人もいないという状況は、転職に値するぐらい辛い状況と言って良いかも知れません。

しかし、そのような状況に直面した場合、本当に転職を決断して良いものでしょうか。今回は尊敬できる上司や社員が現在の職場にいない場合における、転職と言う決断の是非について考えてみることにしましょう。

尊敬する人の存在は永遠ではないことを理解しているか

尊敬できる上司や社員が職場にいないと言いますが、組織と言うのはずっと固定しているものではありません。毎年のように新入社員が入社しますし、また上司だって配置転換等で他部署に移動する場合もあります。また年配の上司なら、やがて定年を迎えて会社からいなくなります。

つまり組織体制そのものが大きく変化しなかったとしても、組織を構成するメンバーは一定期間ごとに変化し続けるものです。にも関わらず、周囲に尊敬できる人物がいないという理由で転職を考えるというのは狭い、もしくは短絡的な見方であり、長期的な視点が欠落していると言えます。

尊敬できないという評価は独り善がりな評価ではないか

「尊敬できる人物は誰か」と問われて万人の回答が人それぞれ異なることからもわかるとおり、尊敬できる人物に対する評価基準や視点は人によってそれぞれ異なっている点が多いことは認識しておく必要があります。

「尊敬できない」という評価は自己評価や自己基準によるものであり、他者とも一致する的確で客観的な評価であるとは限らないということです。つまり「尊敬でない」という評価は独善的である可能性が十分考えられるということです。

そうした独善的な評価に陥らないようにするためには「尊敬できない」という評価が客観的で大変合理性が高いものなのか、全く改めようがない評価なのか、人物を一面的にとらえていないか、自分の評価を疑ってみることが大切です。

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