自分にだけ冷たい上司との適切な接し方

複数いる部下の中で上司は自分に対してだけ冷たい・・・・部下の方の思い過ごしという可能性もありますが、上司と言えども感情を持った人間。意図的かどうかはともかく、特定の部下だけに冷たく接してしまっている上司は存在します。部下の皆さんにとっては辛い状況ですが、現状を憂えているだけでは事態は良くなりません。

そこで今回は、自分にだけ上司が冷たいと感じられる場合において、どのようにその上司と接してゆけば良いのか、適切な接し方を追求して参ります。

①何か思い当たる原因はないか冷静に分析してみる

原因はないか冷静に分析してみる

上司が自分だけに冷たい態度をとることが事実と仮定した場合、皆さんだけに冷たくする何らかの理由があるはずです。(それが合理的な理由かどうかは別としても)その理由がわかれば、理由となってしまった原因を除去することで自分に対する態度が改まる可能性は大いにあります。

この記事を読まれている方の中には、その理由がわからないから悩んでいるという方もいると思われますが、そのような方は理由を「考える」のではなく、理由を「分析」することにぜひ取り組んでみてください。ただ漠然と「なんで自分だけに冷たいのだろう」と頭の中で考えるだけでは不十分なのです。例えば

  • 上司の態度が冷たくなったのはいつ頃からか
  • その前後で自分と上司はどのようなコミュニケーションをとっていたか
  • 何か上司に対して失礼に当たる発言や態度はなかったか
  • 前後でどう態度が変化したか
  • どのような場面で特に冷たく感じられる態度をとっているか
  • その当時、上司または自分において職場で何か大きな変化はなかったか
  • 小さな失敗や凡ミスを含め、仕事上の失敗は犯していなかったか
  • 上司の陰口や悪口、非難的なことを他言しなかったか

ご紹介した項目は最低限分析が必要な項目ですが、こうした分析項目を細かく考え、整理することから分析作業は始まります。また、それぞれの分析項目の回答も頭の中だけで考えるのではなく、「紙に全て書き出す」というプロセスが大切です。

このような細分化された項目ごとに回答を紙に書き出す作業を行っていれば、頭の中で漠然と考えていた時には思い付けなかった、「ひょっとして」と思える理由をいくつか浮び上がらせることも可能になってきます。こうした分析作業までは取り組んでいなかったという方は、自分のおかれた状況を客観的に理解する意味でもぜひ取り組むようにしてください。

②考えられる原因全ての改善に取り組んでみる

分析を実施した結果、考えられる原因がいくつか浮上してきたとしたらそれらの改善に取り組んでみることです。例えば上司から注意を受けた際に、少々ふてくされた態度をとってしまったことが原因の可能性として考えられるなら、上司から注意を受ける場面では真剣に反省している態度を示し、以後注意された事項に最大限気を配って、同じような失敗を絶対に繰り返さないようにする等です。

もっとも、それらの原因が正しいかどうかは上司本人に確認しない限りわかりませんし、ひょっとしたら全て的外れで、理由は他にあったということも十分考えられます。しかし、仮にこちらが分析した理由が冷たくする真の理由ではなかったとしても、関係を改善しようと懸命に努力している皆さんの姿勢を目の当たりにし続けていれば、それをきっかけに態度が軟化する可能性もあります。従って理由があっているかどうかを悩むより、「実行」することを心掛けるようにしてください。

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