「転職での中途入社は出世できない?」という噂の真実

転職にまつわる噂には実に様々なものがありますが、今回取り上げる「転職での中途入社は出世できない」という噂もかなり昔からある根強い噂の一つと言えます。当サイトでは他の記事においても度々「事実を確認することの大切さ」を訴えてきましたが、今回もそのとおりであり、有名だから、良く言われていることだからといって鵜呑みにせず、事実かどうかを確かめることが大切です。そこで今回「転職での中途入社は出世できない」という噂は本当かどうか、検証してみましたのでその結果を皆さんにご紹介致します。

①転職での中途入社組みが出世しにくい会社があることは事実

結論の一部を先にお伝えするなら、転職での中途入社組みが「出世しにくい会社」があることは事実です。この事実を読んで「やっぱり」と思った方がいるかも知れませんが、特にそのように思った方はこの記事を最後まで読むようにしてください。この事実だけを読んで転職による中途入社と出世の関係を結論付けるのは早計です。というのも、中途入社組みが出世しにくい会社にはそれなりの「理由」が存在しているからです。ということは、その理由を知れば中途入社組みでもそうした理由を抱える企業を回避することで出世の可能性が高まることになります。ではどのような理由があるというのでしょうか。

中途入社組みが出世しにくい職種・会社の理由①

中途入社組みが出世しにくい会社には、それなりの理由があります。正確に言えば「中途入社組みだから」という人事上の理由ではなく、中途入社組みが出世しにくい職種や組織風土の会社があるということです。

例えば職種で言えば「仕事の技を習得するのに10年以上かかる」と言われるような職種へ転職した場合、その職種に対して未経験で転職したなら技術を習得するのにその時点から単純計算で10年必要となります。何をもって「出世」と位置付けるかにもよりますが、平社員から管理職に昇格、昇給することを出世と定義するなら技術的に半人前の段階の社員を管理職に昇格させるはずはありません。

従って、これは中途入社だからではなく経験の長短がものを言う職種だからであり、このような職種への転職なら出世しにくくなるのも当然と言えます。ではその分野での技術的経験があれば、そうしたハンディはないかと言うとそうとも言い切れないのです。会社にはその会社流のやり方や代々引き継がれてきた会社独自の技といったものが、多かれ少なかれあるものです。そうした転職先の会社特有のやり方や技は一から習得する必要がありますし、しかも経験があることがそうした技を習得する場合に却って邪魔になってしまう場合もあります。そのため、そうした独自のやり方に馴染めず、なかなか技術習得もままならないとなれば必然的に出世は逆に遠退くことになるからです。

中途入社組みが出世しにくい職種・会社の理由②

先ほどの①でご紹介したような長年の経験が必要な技術職以外にも、理由があります。それは会社の組織風土や文化、慣習などです。会社にはその会社ごとのカラーがありますが、そのカラーには当然強弱があります。中には決して合理的な理由がなくとも長年拘ってきた慣習や風習、伝統的な仕事のスタイルといったものがある場合もあります。

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