「仕事が忙しい」を言い訳にする人は出世できない理由

今回のテーマは「仕事が忙しい」を言い訳にする人が出世できない理由について、皆さんに解説して参ります。このタイトルについて補足しますと、「仕事が忙しいと言い訳する人」とは正確には「忙しいことを理由に他の仕事や協力依頼を拒む人」のことです。では「仕事が忙しい」を言い訳に他の仕事を拒もうとする人はなぜ出世できないのか、さっそくその点を明らかにして参りましょう。


①出世のチャンスをみすみす逃す確率が増える

そもそも会社とは、暇をもてあましてしょうがない社員ばかりが多数いるといった状況では倒産してしまいます。殆どの会社がぎりぎりの人員で事業を回しているのが実情であり、そのことを上司はよく理解しています。自分の部下にたっぷりとした時間の余裕があるとは考えていません。つまり、それをわかった上で追加の仕事を依頼しようとしているのです。

その場合、部下に負担をかけてしまうが緊急に対応しなければならないといった場合もありますが、それだけではなく、大変かも知れないがこの仕事もこなすことで成長して欲しいといった人材育成の意味が含まれている場合もあります。それを「忙しい」と言って拒否する人は、上司にしてみれば成長する機会を自ら放棄した部下、つまり向上心が乏しい部下といった悪い評価に傾いてしまいます。

また、全てがそうだとは限りませんが、その仕事で成果を出せば社内的評価が大きく高まるチャンスといった場合もあり、忙しさを理由に新たな仕事を拒む人は必然的にそうしたチャンスを逃しやすくなりますので、出世する機会も減ることになってしまいます。


②できる方法を積極的に考えようとしない

皆さんの会社でも、有能な人ほど仕事が集中してはいないでしょうか。有能な人は、例えば当日重要な会議があるといった場合でも「今は会議の準備をしなければならないが、会議終了後の○時から○時の間なら時間が取れるので、その時間なら・・・」等々、ただ断るのではなく、できる方法や条件等を考え、提案するものです。そのような提案があれば依頼者も「どうすれば仕事を引き受けて貰えるか」が明瞭にわかるため仕事を依頼しやすくなり、その結果、有能な人に仕事が集中することになります。一方「仕事が忙しい」と断る人は仕事を引き受けることを放棄しているだけでなく、「何かできる方法はないか」と建設的に考えることも放棄していると言えます。

本来仕事とは難題に取り組み、それを解決することで生まれるものです。多くの人が「そんなこと無理だ」「できっこない」と思えることにも挑戦しないと、企業は存続し続けることは出来ません。その点で「忙しくともできる方法」を日頃から積極的に考えようとしない人が、多くの人が明らかに困難だと思える事態に直面した場合、その難局を乗り切るための発想やアイデアを捻り出せるはずがありませんし、そのような発想が出来ない人が上に立つことは出来ないと言えます。

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