部下が質問攻めをしてくるときの対処法

③フォロー編:質問する重要性も必ず伝える

指導を行った後に、再びまた質問攻めを繰り返すようなことがあれば質問途中で遮り、「指導したことを再度思い出して欲しい」と伝えましょう。1回伝えただけでは解消に向かわなくとも、そうしたやり取りを粘り強く行ってゆけば、徐々に質問攻めの症状は解消してゆくでしょう。

ただ、質問攻めが解消すれば良いかと言うと、確実にそうとも言い切れません。質問攻めをする部下は小さなことも気になってしまう神経質なタイプが比較的多いので、質問をすることをたしなめられれば過度に重く受け取ってしまい、質問することに消極的になってしまう場合があります。

それが適度な減少なら良いのですが、質問しなければならないことまで質問に消極的になってしまえば逆の課題が生じることになってしまいます。従って、②の指導を行った後はしばらく様子をみた上で、もし必要以上に質問する機会が減ってしまったといった場合は、フォローとして

  • 質問することは決して悪いことではない
  • 特に、自分で考え、自分なりに出した答えが正しいかどうかはっきりしない場合は、むしろ上司への質問や確認は必要だと言える
  • 質問する際に大切なことは、回答してくれる側の立場や事情を考えるということ。そのことを忘れていなければ、必要に応じて質問はして良いものだ

等々といったことを伝えましょう。尚、これらのことは②で指導する機会に併せて伝えても良いように思われるかも知れませんが、部下に消化不良を起こさせないことと、そうした症状が現れた際により効果的なので、機会を分けて行うことが望ましいと言えます。

さいごに

今回は、自己点検・指導・フォローと言った3つの切り口で対処法をご説明しましたが、おわかり頂けたでしょうか。部下だけを感情的に責め、部下の質問攻めを封じ込んでしまえばその後のコミュニケーション等に禍根を残す場合もあります。自己点検に基づく反省等を行った上で、丁寧にあるべき姿を説くことは上司にとって大切な使命と言えます。

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