部下が質問攻めをしてくるときの対処法

この記事をご覧になっている方は「部下から毎回のように質問攻めにあい、ほとほと困っている」という方が多いと思われます。一つや二つの質問ならまだしも、次から次に質問を繰り出されることが重なれば、疲れるだけでなく、貴重な時間を奪われてしまうことになりますので、解決を図った方が良いと言えます。 では具体的にどのように対処すれば良いかということですが、この記事では

  • 点検編
  • 指導編
  • フォロー編

以上3つの切り口に分けて、部下の質問攻めに遭遇している場合の対処法や心得等をご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。

①点検編:質問に対するあなたの回答が十分だったか振り返る

まず「質問攻めをする部下」という表現は、部下が悪いことが前提になっている表現と言えますが、質問攻めをする部下の方だけが本当に一方的に悪いものでしょうか。部下としても一回の回答では「分からない」「疑問が解消出来ない」から質問攻めをしてくると言えます。従って回答内容が適切だったかどうか、十分だったかどうかの自己点検は大切なことです。

では、具体的にどのような点検を行えば良いかということですが、主には以上のような項目が挙げられます。

  • 「いつ」「どこで」「誰が」「どのように」「どうした」の5W1Hは網羅されているか
  • 部下にとって理解しにくい用語等を多数用いていないか
  • その回答でわかるどうか、質問攻めをしてくる部下以外の部下で確認したことがあるか
  • 回答した事項について、理解できていない人間に説明しているという自覚があったか、「これぐらいわかるだろう」といった甘えがなかったか

部下を非難することは、とても簡単なことです。しかし質問攻めをさせてしまう自分にも原因がないかと考え、従来の回答のあり方を見なすことも大切なことだと言えます。こうした自己点検の結果、もし改めるべきことが見つかったとして、それを改めれば質問攻めの回数が無くならなかったとしても、減る可能性は大いにあると言えます。

②指導編:自分で調べることの大切さを説明する

質問攻めをしてくる部下側の大きな課題と言えば、自分で調べることを怠っていることにあると言えます。ですが、「そんなこと自分で調べろ!」と一喝してしまっては、部下は萎縮してしまいますし、恐怖心から皆さんへ質問することを躊躇ってしまうようなことになりかねません。従って、根気を持って丁寧にそのことを指導することが大切だと言えます。ではその指導にあたってどのようなことを伝えれば良いのかということですが、次のような事項を伝えることが望ましいと考えられます。

  • 安易に得られた回答は、血肉化することなくまたすぐ忘れてしまう。それでは成長出来ない。従って、不明なことがあっても、まずは自分で調べることが大切である
  • 自分で調べた結果、もし求めていた回答が得られた場合、「回答が分かった」という喜びだけではなく、回答を発見出来た喜びも加わるので、余計に印象として記憶に残りやすい
  • また、自分で調べる場合は「Aの答えは何だろうか」という質問だけの観点に調べるのではなく、「Aの答えはBではないか。何故ならこのように考えられるからだ」といった仮説を立てた上で調べるようにすると、回答が得られた時に更に定着するだけでなく、推理力も身に付いてくるので、より成長することができる

こうした「自分で調べる大切さ」をしっかりと伝えることが、自分で調べる動機付けとなり、積極的に意欲が生まれると言えます。

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