何度言っても同じミスを繰り返す部下への注意の仕方

上司にとって、部下を繰り返し注意することは決して心地良いものではありません。ましてや、それがたった今注意したばかりの内容だったとなれば尚更だと言えるでしょう。しかし、悩んでばかりいても解決しません。そこで、この記事では何度言っても同じミスを繰り返す部下への指導方法のポイントを4つご提案致します。この記事を参考に、一刻も早く部下がミスを繰り返すような状況を解消するようにして下さい。

①指摘と叱責だけの繰り返しでは効果がない

叱る

何度も注意するのに部下が同じミスを繰り返す原因は、上司である皆さんの注意の仕方にもある可能性があります。

具体的には「ミスの指摘と叱責だけの繰り返し」になってはいなかったかということです。例えば「またミスしているじゃないか。何度言ったらわかるんだ。」といった主旨の台詞を繰り返しているだけだとしたら、それは勉強嫌いな子供に対して口うるさく「勉強しなさい」と繰り返す親の注意方法とあまり変わりないと言えます。

つまり、台詞が繰り返されることで部下に悪い意味での「慣れ」が生じてしまい、むしろ繰り返されるほどその効果が低下してゆくことになります。これでは「何度言っても」という状況は解消されないと言えます。では、どうすれば良いかと言うことは次章でご紹介しますが、まずは、そうした注意の方法に陥っていなかったかを検証して頂き、そうであったとしたら早急に是正することが必要と言えます。

②その場で正しいやり方を再現させる

教育

前述のような「指摘と叱責の繰り返し」だけになってしまったら、注意そのものが目的化してしまい、ミスの改善指導までには至らなくなってしまいます。では改善するためにどうすれば良いかと言うことですが、その一つが、ミスが起きた際、注意だけに留めずその場で正しいやり方を皆さんの前で再現させるということです。

例えば、書類を作成した期日を記載することを何度言っても忘れてしまうケースでは、極短時間で作成出来そうな書類作成をその場で指示するか、或いは架空事例でも構いませんので書類作成を指示し、日付をちゃんと記載させ、それを確認するということです。(部下が報連相(ホウレンソウ)をしない7つの理由

それでも一度では改善しないかも知れませんが、正しいやり方の再現そのものが繰り返されれば、徐々に正しいやり方が体に身に付いてゆくことが期待出来ます。

③ミスが起きる原因とその対策案を部下自身に考えさせる

やり方

次にご提案申し上げたい対策が、部下自身にミスが繰り返される原因を考えさせると共に、その対策案を考えさせると言うことです。

ページ:

1

2
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

Like Box

ピックアップ記事

  1. ブラック企業の自爆営業の実態4つのパターン

    ブラック企業の自爆営業の実態4つのパターン

    ブラック企業で行われている実態の一つとして聞かれるようになった「自爆営業」。精神的な苦痛に加えて、経…
  2. メンタルが弱い人が営業に向かない3つの理由

    メンタルが弱い人が営業に向かない3つの理由

    どの仕事をするにも責任感は付きまといますが、営業職は仕事の売り上げそのものを作るポジションのため、会…
  3. ソリューション営業を実践するための5つのプロセス

    ソリューション営業を実践するための5つのプロセス

    営業の本質的な役割は、顧客が抱える悩みを解決すること。 今では常識的なこの考えも、これまでの営業の…

オススメ記事

ピックアップ記事

  1. 「仕事のストレス」は、どんなにケアをしていても時々肌に悪影響を与えてしまう場合があります。鏡の前で「…
  2. 当サイトではトップ営業マンの手帳の使い方や選び方についてご紹介した記事がありますが、今回はその反対、…
  3. 銀行員は仕事に対する正確性や対外的信頼性が特に求められる職種ですから、専門的知識を有している証しとな…
  4. 上司には様々なタイプがいると思いますが、その中でも怖い上司とはどう付き合っていくべきなのか、その関わ…
  5. ある民間企業の調査によると会社員は1日あたり平均100件前後、中堅以上の企業の役員クラスとなると30…
  6. 女性社員と会話する場合、特に男性社員が気をつけなければならないことがセクシャルハラスメント、いわゆる…
ページ上部へ戻る