体育会系学生の就活での強み・メリット

④時間の大切さを理解している

特に文系の学生にとって大学は今も昔も「モラトリアム的期間」という状況にあります。つまり人生の中で最も時間に余裕がある期間を過ごしていると言えます。

そのため、大学に通うこと以外に特別な活動を行っていない学生は「時間」に対してルーズになったり、時間の価値や重要性に対する認識が希薄になりがちになったりします。

体育会系の学生は、通常の大学の授業に加えて、試合や遠征による合宿で時間を奪われることが多々ある上、大会など一定の時間的な制限の中でチーム力や個人の能力を高める必要があるため、否応無しに時間を有効に活用することに迫られます。つまり学生生活そのものを通じて、時間を大切にするマインドが醸成されているのが体育会系学生と言えます。

仕事を行う上で「タイムマネジメント」が重視されることは皆さんも御承知でしょうが、タイムマネジメントの精度は知識やノウハウだけでなく、時間を大切にしようとする意識の高さによっても左右されます。

その点で体育会系学生は、一般の学生よりタイムマネジメントを行う上で重要なベースとなる時間の大切さをよく理解している点が大きな強みになると言えます。

⑤戦略的思考や改善思考が身についている

戦略的思考や改善思考が身についているスポーツは体だけを鍛えるだけで上手くなったり、試合で勝てるようになったりする訳ではありません。体育会系の学生は例えば試合に負けた場合には何が敗因であったかを分析し、次回勝てるにはどうすれば良いか、何を強化すれば良いのか話し合ったり、研究したりといった取組みを当たり前のように行っています。

そのため体育会系の学生は会社員にとっては必須と言える、勝つための戦略を考えることや改善点を発見してその改善に取り組むという改善思考も部活を通じて培われていると言えます。

たとえば営業職の仕事では、契約率を上げるためにアポイントの精度を高めたり商談トークを見直すなど、場面ごとの商談スキルを引き上げる必要があります。戦略的思考や改善思考は、社員を採用してから研修や現場を通じて時間をかけて教育していくものですが、そうした思考の基礎を体育会系学生は身に付けているという点は、採用時のアドバンテージとなってきます。

体育会系学生は気力、体力だけで高く評価されているのではない

体育会系学生は決してスポーツに長年取り組んできたことで鍛われた気力や体力だけが評価されている訳ではないということです。

企業において活躍し得る人材として勿論気力や体力も必要な要素ですが、例えば記事の中で紹介した戦略的思考など、大学の学問だけでは実践的に学べないことを体育会系の学生はスポーツを通じて自ら学び、考えて実践的に取り組むという貴重な経験を有しています。そうした貴重な経験等も高く評価されることが、体育会系学生が一般的に就活で有利となる理由なのです。

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