部活してない人の自己PRの書き方【例文付き】

体育会系の部活に所属して頑張ってきた学生が就活で優位になるという話は、就活生の皆さんなら一度は耳にしたことがある常識的な話かも知れません。決して全ての企業に当てはまる訳ではありませんが、一般的に体育会系の部活に所属していた学生が企業から好まれる傾向があるのは事実です。

それを踏まえて体育会系はおろか文科系の部活も一切行ってこなかった就活生は「不利」だと感じている方が多いかも知れませんが、実はそうとも言い切れないのです。部活をしていなくとも、自己PRする方法はありますし、その内容次第では体育会系の学生に勝るとも劣らない評価を勝ち得ることだって可能なのです。ではどうすれば良いのか、今回はその方法やポイントを例文付きでご紹介して参ります。

部活=PR材料とはならない

部活=PR材料とはならないまず部活をしていない人が認識しておかなければならないことが1点あります。それは部活をしていることが直ちに自己PR材料になるという訳ではないということです。企業を採用する側の立場になって考えて欲しいのですが、例えば自己PR文として「演劇部で4年間活動し、昨年学生演劇コンクールで優勝することができました」と書かれていた場合、どう評価できるでしょうか。正直なところ、これだけでは「だから何?」と思われてお終いです。

この例からもわかるとおり部活動をしていただけという場合は勿論のこと、仮にその部活動において輝かしい実績を収めたとしてもそれだけでは直ちにPR材料にはなり得ないということです。だからこそ、「部活をしていない」ことが即ハンディになるという考え方も誤りなのです。

リクルートが「就職白書」で発表した「企業が採用基準で重視する項目」での結果は以下の通りです。

リクルート「就職白書」
引用:株式会社リクルート「就職白書
上記の通り、企業が最も重視する項目は「人柄」、続いて「企業への熱意」「今後の可能性」となっております。部活未経験者の気になる「所属クラブ・サークル」は10.7%しかないのです。つまり採用担当が見ているポイントは「部活経験の有無」ではなく、「学生生活を通じて何を学んだか」ということなのです。

自己PRで企業に伝えるべきポイント

自己PRで企業に伝えるべきポイント企業が最も重視しているのは「学生の人柄」です。しかしそうは言っても、自分の人柄を伝えるのはとても難しいこと。どのようなポイントを押さえて自己PRを作成すべきなのか、以下に記載いたします。

伝えるべき人柄
(1)率先して行動できる
(2)自分で考える
(3)課題解決力
(4)対人関係能力
(5)継続力

企業は入社後、活躍できる学生を求めています。活躍するというのは、利益貢献できる人材ということであり、上記の資質を有していると証明することが難関企業に合格する上での絶対条件といえます。あなたの長い学生生活の中で上記項目に当てはまることがないか、見つめ直してください。

人柄を伝える自己PRの注意点

人柄を伝える自己PRの注意点人柄を伝える上での注意点がありますので、以下をご覧ください。

人柄を伝える自己PRの注意点
(1)エピソードが弱い
(2)エピソードと面接の場での言動が一致していない
(3)対人関係能力は難易度高し!

それぞれ具体的に見ていきましょう。

(1)エピソードが弱い

アルバイト経験を主体として自己PRを伝える際、アルバイトとして与えられている役割を果たしているだけなのに、それを「率先して行動できる」と置き換えて伝える学生は少なくありません。面接官からすれば仕事を覚えるのは当たり前。「皆が嫌がる仕事を率先してやった」というのも同様です。

もしアルバイトで行動力を伝えるなら「アルバイト学生の気持ちを一つにまとめるために勤務開始前に朝礼を実施することを提案し、受け入れられた。朝礼を行ってからはアルバイトそれぞれが何を目標にその日の仕事に取り組むのか可視化でき、お互いのミスをサポートし合えるようになった。その結果、チームワーク力を築く大切さを理解できた。御社でも自分の仕事をこなすことはもちろん、課題を見つけたら自ら率先してアクションを起こし、組織活性化を図っていきます」といえます。流れは以下の通りです。

面接官の心に響く自己PRの流れ
・あなたの強みはなにか
・強みをいかして挑戦したこと
・挑戦した結果、どうなったか
・それら一連の出来事を通じてあなたは何を学んだか
・企業で働く上でどう活用できるのか

上記は自己PRの基本形です。エピソードが弱いと、上記の流れで伝えることができません。これまで自分のやってきたことをしっかり見つめなおしましょう。

(2)エピソードと面接の場での言動が一致していない

採用担当は面接の場であなたの人柄を見ています。どれだけ凄い自己PRでも、その内容とあなた自身の人柄が一致していないと面接官は信用してくれません。ハキハキ笑顔で話す、姿勢を正すなど基本的なことができているか、鏡を見てチェックしてください。

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