自責思考の人の特徴に潜む大きな問題点

自責思考の人や過去を内省する人は、自己成長や責任感などの言葉を連想させる一方で、自責思考が行き過ぎると鬱病(うつびょう)などの精神疾患を引き起こしてしまいがちです。それでは自責思考を自己成長に有効に生かしつつ、過剰な自責によるメンタルダメージを避けるにはどうしたらよいでしょうか?今回は自責思考の意味はもちろん、特徴や問題点について解説していきます。

自責思考とは

自責思考とは「今起きている問題の原因が自分にある」という考え方です。自責思考の対義語が「今起きている問題の原因が自分以外の他人にある」という考え方で他責思考と呼ばれます。これは「自立」及び「依存」の対立関係とも繋がっているとも言えます。

自責思考の良い点

例えば組織で起こりうる問題の原因が自分自身にある、と捉えることに自己改良につとめるということが考えられ、責任感を持って仕事をする人間だという印象を与えます。何か問題が起こった時に、他者を責めるのではなく、「自分は何をすべきか」ということを考えるので他者の迷惑になることも少ないのかもしれません。

自責思考に傾斜しすぎる人の4つの特徴

自責思考に傾斜しすぎる人の4つの特徴この自責思考に傾斜しすぎる人は、うつ病になりがちな人と同じ特徴をもっていることも少なくありません。うつ病になりやすい性格のことを「メランコリー親和型」と呼びますが、どのようなタイプ・性格の人に多いのでしょうか。自責思考に傾斜しすぎる人の特徴と合わせてご説明していきます。

(1)責任感が強い人

与えられた仕事、ルールを完璧にこなそうとする人は自責思考に陥りがちな傾向があります。自分の失敗や改善点が見つかると、周囲に協力を促すことなく、自分一人で完結させようとしてしまい、その結果メンタルに負荷を与えることとなってしまうのです。

(2)真面目な人

「真面目」と言われると、その定義が難しく感じるものですが、ルールを徹底的に遂行しようとする人は自責思考が行き過ぎる傾向があると思います。ルール自体の妥当性を疑ってから徹底遂行する、という批判的思考が現代では必要とされています。つまり、生真面目や真面目すぎる人は自責思考に傾斜しがちです。

(3)几帳面な人

例えば書類作成などにおいて細部までこだわったり、メールの返信や時間などをこまめに守る人は几帳面であり、評価されるものですが、こだわりすぎると自責思考に傾斜しすぎる危険性があります。几帳面であるべき場面と、息抜きをする場面を使い分ける必要があります。

(4)完璧主義の人

徹底的に「完璧」を求めることで、自分に課すレベルが高い人も自責思考が行き過ぎる傾向があります。これは同時に、周囲にも同じような完全性を求めるという圧迫感を与えることにもなります。完璧主義それ自体は悪いことではありませんが、人間と生きていく中で「曖昧さ」を受け入れる素養を作らないと、社会適応に障害が生じてしまうこともあります。

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