証券会社が激務といわれる3つの理由

証券会社は今も昔も激務として有名ですが、なぜ証券会社はそんなに激務と言われるのか、皆さんは考えてみたことはあるでしょうか。そこで今回は証券会社がそもそも何故そんなに激務と言われるのか、その理由について3つ御紹介することに致します。


①特に支店のリテール営業部門のノルマが厳しい

証券会社の支店では主に個人のお客様を対象とした、いわゆるリテール営業を中心に行っていますが、実はこのリテール営業に対するノルマが大変厳しいことが、証券会社が激務と言われる大きな理由の一つとして挙げられます。

訪販に関する規制強化等々により、夜討ち朝駆けといった無茶な営業を要求されることこそなくなったようですが、ノルマそのものが従前より緩和された訳ではありません。従って成績が悪い社員は休憩時間でも飛び込み営業を行ったり、営業電話をかけまくったりといった状況に陥りがちです。

更に、証券会社が特に重点的に開拓しなければならない個人とは、資産家であることも激務に拍車をかける要因になっています。何故ならそうした資産家の個人は各方面から多数の営業アプローチを受けるために「営業慣れ」している上、既に特定の証券会社と取引を行っている場合が大変多いことから攻略は容易ではないからです。


②顧客に損害を与える可能性がある精神的ストレス

証券会社の主な収入源は、お客様が株を「売買」することによって発生する手数料と言えます。ところがご承知のとおり、株の売買には「買い時」「売り時」といったタイミングと言うものがあります。そのため、買い時でも売り時でもない株の売買はお客様にとって不利益が生じる可能性が大変高いと言えます。

しかし、お客様が株の売買をせずじっと持っている状況では証券会社の利益が生まれませんので、証券マンはお客様の利益と相反するようなタイミングであっても、株の売買をすすめなければならなくなります。その結果、お客様に損させてしまう可能性が高まることになりますが、少額な損ならまだしも、中には株の失敗によって自宅を手放さなければならなくなったり、自己破産してしまったりといった悲劇的なケースが生まれる場合すらありました。勿論、株の売買の責任は最終的には投資する本人にあるとはいえ、もし皆さんがお客様の人生を大きく狂わしてしまうような株の売買をすすめてしまったとしたら、どう感じるでしょうか。

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