サラリーマンの年収別手取り金額と貯金額

周囲の人が、年収によってどのぐらいの貯蓄をしているかは、誰しもが興味のあることではありませんか?これを知る手がかりとして、もっとも信頼できる、長期間におよぶ調査を行っているのが、金融広報中央委員会が実施している金融商品の選択・生活設計に対する毎年のアンケート調査です。アンケートでは、昭和38年の高度成長期から現在に至るまでのデータを、時系列的に確認することができます。

ただ、このデータは単身世帯ではなく、二人以上の世帯が調査対象となるため、独身の給与所得者の数字でないことは、あらかじめ注意が必要となります。この委員会のホームページを閲覧すると、すべてのエクセルデータが開示されているため、詳細を見たい人は、アクセスしてみると簡単に手に入れることが可能となります。今回は、調査結果をもとにサラリーマンの年収別の手取金額と貯金額をご紹介していきます。

年収別の手取り金額

手取り年収は、額面年収のほぼ7〜8割程度ですが、年収額によって、多少の差があらわれます。具体的に、以下の表に記載しておきます。

年収 手取金額
年収500万円以下 額面の約80%
年収600万円 額面の約79%
年収700万円 額面の約77%
年収800万 額面の約76%
年収900万 額面の約75%
年収1000万 額面の約75%

もちろん、扶養家族の数などによって、多少上下することは理解しておく必要があります。

平均貯蓄額イコール中央値ではない

直近となる平成26年度の調査結果を見てみると、各世帯の金融資産の内訳は以下の通りとなっています。

  • 銀行などの金融機関での預貯金 54.1%
  • 有価証券・投資信託・債券 16.8%
  • 保険やその他金融商品 29.1%

この統計と、実際の世帯の生活とで違和感があるのは、有価証券や貯蓄性のある保険なども、貯蓄にカウントされているからです。そのため、調査結果の内訳が、純然たる銀行預金ではないことには注意が必要です。また、あくまで平均額のため、仮に10世帯の貯蓄がそれぞれ300万円の場合でも、ひとりだけ5000万円を保有していれば、平均は727万円(貯金額8000万円÷11世帯)になるというトリックがあるため、この数字が、どこの家庭でも貯蓄している金額ではないことも、あらかじめ理解しておきましょう。

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