食品メーカーの営業マンの仕事内容とは

「営業」という職種は自社の商品を販売するために活動するという点では共通していても、仕事のスタイルや活動の仕方等は業種によってかなり異なってきます。それだけに、例えば営業職として転職を考えるならば「営業ならどの業界でも本質は同じ」と高を括るのではなく、業種ごとの営業の仕事内容や進め方等についても調べることが大切です。そこで今回は、その一例として「食品メーカー」の営業マンの仕事内容を御紹介することにします。


①卸問屋のルート営業

食品メーカーの営業マンの主な仕事と言って良いのが、食品を取り扱っている卸問屋の仕入れ担当者をまわって自社商品の注文を聞いてまわること、いわゆるルート営業と呼ばれる仕事です。日常的な受注は電話やメールだけのやり取りで済むことも多いのですが、例えば卸問屋が先月より発注数や発注品目を減らしてきたといった場合には卸問屋の元を訪れ、その原因を探ると共に、これまで以上の発注をもらえるよう交渉する役割を担うのが営業マンの仕事です。

また、卸問屋との良好な関係を維持する上で大切なことは卸問屋の顧客となっている小売店等もまわり、例えば商品の陳列を手伝ったり、店舗にいるお客様に対し店舗の販売員に代わって商品説明をする等の支援を時々行うことです。こうした卸問屋の取引先の支援も、決して疎かにできない仕事の一つと言えます。


②量販店等の営業活動

食品メーカーの取引先は卸問屋だけではありません。卸問屋を介さずメーカーの直接取引を行っている量販店、大型小売店も重要な取引相手です。

こうした量販店や小売店に対しては、卸問屋同様仕入れ担当者を回って注文を受けることが基本ですが、量販店や小売店には商品を陳列するための棚がありますのでその棚の中でなるべくお客様の目につきやすい良いポジションに自社商品を並べてもらえるよう、営業的な働きかけを行うのも営業マンとしての大切な役割です。

また、量販店や小売店はエンドユーザーに直接商品を訴求できる場所であるとも言え、単に商品を棚に並べるだけでなく、他の競合商品より自社商品を訴求できるよう例えばPOP(ポップ)と呼ばれる商品名や価格をコンパクトに訴求した広告ツールや、「のぼり」と呼ばれる旗竿型の広告ツールを利用してもらうよう働きかけを行うことも営業マンの重要な仕事です。

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