ブラック企業の自爆営業の実態4つのパターン

ブラック企業の自爆営業の実態4つのパターン

ブラック企業で行われている実態の一つとして聞かれるようになった「自爆営業」。精神的な苦痛に加えて、経済的な負担も強いられる自爆営業の実態とは、どんな職場や状況から発生するのでしょうか?また自爆営業を行わせる企業とは、どのような業種なのでしょうか?今回は自爆営業の実態について見ていきたいと思います。


自爆営業とは

最近ネットでよく聞かれるようになった「自爆営業」という言葉。これは、売り上げノルマを達成するために、自腹を切って販売商品を自ら購入したり、契約することを言います。

郵便局の職員が、年賀はがきの売り上げノルマを達成するために自分で年賀はがきを買って、自己負担を軽くするために金券ショップで売っていたことが報道で取り上げられ、この言葉が誕生し、広く知られるようになりました。

身銭を切ることによってノルマは達成できるものの、自己負担のわけですから、結果として自身の懐を痛める結果になってしまうので、「自爆」といわれるわけですね。自腹営業という言葉も同じ意味で使われます。

・自爆営業の業界

個人で身銭を切れる範囲ですから、売り先が個人か、それほど高額でない商品(契約)を扱っている業界が、自爆営業の舞台になってしまう可能性を持っています。

そして、自爆営業を余儀なくされるのは、営業部門の正社員だけでなく、営業ルートを持っていない事務職の従業員や、さらにはアルバイトなどの非正規従業員人も及んでいるともいわれます。では、人はどのような状態で自爆営業をしてしまうのでしょうか?そこに至るしくみや気持ちとは、どんなものなのでしょうか?


自爆営業の実態4つのパターン

自爆営業の実態4つのパターン

(1)ノルマを達成できないとさらし者にされたり罵倒される

営業ノルマを達成できない従業員に対して、上司が朝礼やミーティングなどの皆の前で、名指しで批判したり、反省の言葉を強要したり、一筆書かせるなど、人格や尊厳を傷つける行為をされたりしてノルマ達成に持っていこうとする手段です。

皆の前で叱咤された本人の苦痛やプレッシャーは言うまでもなく、その様子を見た他のメンバーに「自分も同じようになりたくない」と思わせ、発破をかける意味合いでも行われています。そして「みんなの前でそんな扱いを受けたくない」と思うあまり、自爆営業に走るというパターンになりがちです。

もちろん上司の立場で部下の人格を否定することや尊厳を傷つけることは、自爆営業うんぬんの前に立派なモラハラです。とはいえ、モラハラ上司に正当な理屈が通るわけもなく、襲ってきた嵐を避けるために「罵倒されるよりマシ」と自爆営業に走ってしまうのです。

(2)不条理な理屈が自爆営業を生む

前章で挙げた、数字の上がらない部下を罵倒する上司も、かつてはノルマに追われ、同じような経験をしたかもしれません。そんな人が部下を持つようになったとき、自分が乗り越えてきた道は正しいと信じ、同じような指導の仕方をしたり、あるいは自身の自爆営業の経験を武勇伝のごとく語ったりするケースもあります。

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