履歴書の「本人希望欄」の書き方のポイント

書類選考という第一関門を突破する上で、履歴書の出来栄えがいかに大切であるかは改めて申し上げるまでもないでしょう。その大切な履歴書作成において、特に多くの方が頭を痛める部分が「本人希望欄」です。

「空白ではまずいような気がするし、かといってあれこれ希望を書き込んだら心証を悪くするような気もするし・・」と、本人希望欄の書き方はどうすれば良いか本当に悩ましい限りです。そこで悩める皆さんへ履歴書の「本人希望欄」の留意点や書き方のポイント等をズバリ解説致します。


本人希望欄の意味とは

本人希望欄の書き方を理解するには、本人希望欄の意味について正しく理解しておく必要があります。実は「本人希望」という言葉から誤解されている方が多いのですが、本人希望欄とは特殊な事情がある場合を除き、原則として「こちらからの個人的な希望」を書く欄ではないのです。ではどのようなことを書く欄かと言うと、企業側が応募者に尋ねている希望事項に対しての回答を書くことを基本としている欄なのです。

例えば、企業側の求人広告において「勤務地は東京、大阪、福岡の3箇所の中から希望に応じて選択可能」といったことが書かれていたり、「午前10時から午後8時までの間で電話連絡可能な時間帯をお知らせ下さい」などと書かれていたりした場合に、例えば「希望勤務地:東京」だとか、「電話連絡は午後5時以降を希望します」といったことを伝える場合に本人希望欄を利用するということです。

従って、「給料は高い方が良い」だとか「残業はあまりしたくない」といった個人的欲求に基づいた要望をあれこれ書き込む欄ではないのです。このことをまず前提としてしっかりと理解してください。


特に企業側から希望を尋ねられていない場合の書き方

それでは、企業側から特に希望を尋ねるような条件が示されていない場合に本人希望欄はどう書けば良いかということですが、この場合は「貴社規定に準じます」もしくは「貴社の規定に従います」と書くことが基本です。求人に関する条件は求人広告等で事前に明示されていますので、その条件に従える人が採用する上での企業側の前提条件です。つまり企業側としては、応募者はその条件をちゃんと確認し、その条件に従ってくれるかどうか書面で確認したいと考えますので、それに応える欄でもあるのが本人希望欄であるとも言えます。

そのような意味で、企業側が提示した条件を超えるような個人的希望をあれこれ書き込むことは、その内容如何に関わらず「わがままな人物」または「過剰な要求をする人物」といった評価になりかねませんので、繰り返しとなりますが希望を書ける欄があるからといって個人的な要望をあれこれ書いてはなりません。

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