100年後も生き残れると思う日本企業ランキング、1位はあの会社

「100年後も生き残る日本企業はどこか」と問われたら、皆さんはどの日本企業を選ぶでしょうか。一般的に企業の寿命は30年と言われていますので、その3倍以上の期間生き延びることは並大抵のことではありません。まして社会が複雑化し、時代の先行きに対する不透明感が増大している中で100年間企業を存続させることは「奇跡的」と言っても過言ではないかも知れません。

そんな100年後であっても、生き残っていると思う企業はどこかというアンケート調査がリスクモンスター株式会社において実施され、結果が公表されました。そこで編集部ではこのアンケート結果で1位に選ばれた企業を皆さんに紹介すると共に、なぜその企業が100年後も生き残る企業として選ばれたのか、独自の考察を行ってみました。


100年後も生き残ると思う日本企業ランキングの1位は!?

リスクモンスター株式会社が平成27年4月に実施した「100年後も生き残ると思う」企業のアンケート調査(※)結果のランキングにおいて、見事1位に輝いたのは「トヨタ自動車」です。(※出典:リスクモンスター株式会社「第2回 100年後も生き残れると思う日本企業」アンケート) ちなみに投票率ですが、1位となったトヨタ自動車が42.0%、2位はホンダで20.4%、3位はJR東日本で16.9%という結果でしたので、トヨタ自動車は2位以下を2倍以上もの差をつけて断トツの1位だったことがわかります。トヨタ自動車はリーマンショック以後しばらく赤字が続きましたが、2014年度では調整後の法人税納税額でも1位となり、こうした高い経営実績と長年世界的に培われてきたブランド力が結果に反映されたとみて良いでしょう。


なぜトヨタ自動車が選ばれたか真の理由を考える

では、なぜ多くの回答者はトヨタ自動車を選んだのか。経営実績やブランド力があったことは間違いないでしょうが、日本企業にはトヨタ自動車以外にも非常に高い経営実績やブランド力を築いてきた企業は多数ありますので、それだけではないと言えます。この理由ですが、2位がホンダと1位と2位をメーカーが独占したことから推察されることとして、日本人は「もの作り企業」に対して特に高い信頼を寄せており、そのもの作り企業の頂点に君臨しているのがトヨタ自動車であったことが、同社が選ばれた理由ではないかと考えられます。現在の花形産業といえばやはり「IT産業」であり、おそらく「自動車産業」と答える国民はそれほど多くはないはずです。

ところがIT産業を代表する楽天やソフトバンクといった企業名は、ベスト20位以内にも登場していません。また、おそらくグーグルやマイクロソフトといったITの巨人企業が日本企業であったとしても、日本人はグーグルやマイクロソフトではなくやはりトヨタ自動車を選ぶのではないでしょうか。

ページ:

1

2
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

Like Box

ピックアップ記事

  1. 書類選考で落ちる書き方の9つの共通点

    書類選考を通過できないのは、二つの理由に分けられます。以下をご覧ください。 ◎書類選考で落…
  2. 年下上司を利用するつきあい方

    年下上司を利用する3つの付き合い方

    会社組織の在り方は変わり、人事評価では年功序列が当たり前だった時代は終わりを告げ、年下でも実力があれ…
  3. 世代別の特徴を理解して「ゆとり世代」「さとり世代」と馬鹿にされない対処方法

    「ゆとり世代は本当にダメだな」 「さとり世代の考え方は理解できない」 「ゆとり世代」や「さとり世…

オススメ記事

ピックアップ記事

  1. ビジネスシーンでは響きや意味のよく似た言葉などがあり、時にはその意味を履き違えていたり間違って使って…
  2. 転職がキャリアップ上必須となっている米国などと異なり、日本はまだまだ終身雇用的な労働文化が根強い国で…
  3. 多くの人やお客様に接する職業では、「自己紹介シート」というものを利用している人がいますが、これはお客…
  4. 課長は個人の仕事だけでなく、「課」に求められている結果を実現する役割を負っています。その役割を果たす…
  5. もし送別会で送る側を代表しての挨拶者に指名された場合、旅立つ方々に対してどんな挨拶の言葉を述べれば良…
  6. 年収は、会社から支給される年間の額面給与額のことを指します。実際に給与を受け取ると、額面の金額よりも…
ページ上部へ戻る