雨の日の飛び込み営業の効果的な取り組み方

雨の日の飛び込み営業の効果的な取り組み方

「雨の日は営業マンにとって大チャンスだ!」

憂鬱になりがちな雨の日、上司からこのような言葉で発破をかけられた営業マンはきっと少なくないでしょう。しかし、この言葉には根拠が無い訳ではありません。私自身、10年以上飛び込み営業をおこなってきましたが、雨の日の営業はやり方次第で確実に効果を発揮します。

今回は雨の日の飛び込み営業について、メリットはもちろん、デメリットや効果的な方法について解説します。

雨の日の飛び込み営業のメリット

雨の日の飛び込み営業のメリット

(1)情熱をアピールすることができる

世間の飛び込み営業に対する一般的なイメージは、辛く苦しいもの。雨の日の営業は足元がずぶ濡れになり、スーツや鞄も濡れてしまいます。30度を越えるような夏の暑い日に汗をかきながら一件ずつ訪問するのと同様、その姿は側から見ていても辛さが伝わります。

飛び込み営業の第一関門は、話を聞いてもらうこと。雨の日でも足を止めず訪問することにより、中にはお客様の気持ちを動かすことができるでしょう。法人エリアから個人宅まで幅広く飛び込み営業を長年行ってきた私の経験では、「元営業職出身の経営者」「定年を迎えたお客様」「息子・娘があなたの同世代で現在営業をしているお客様」に雨の日の営業は仕事への情熱が伝わり効果的でした。

人間は誰しも、弱っている人に対して同情し、手を差し伸べたくなるものです。雨の日でも飛び込み営業を元気に前向きな姿勢でおこなうことができれば、きっとその姿に心を打たれる人がいるでしょう。ただし、それを利用して悪意のある提案をするのは言語道断。自身の営業数字だけを考えるのではなく、あくまでお客様のことを第一に考えて、誠意を持って営業することを心がけてくださいね。

(2)在宅率(会える確率)が高い

一般的に雨の日は外出を控える傾向があるため、訪問先が個人宅でありターゲットが主婦の場合は、比較的、室内でできる家事や掃除をおこないます。法人エリアについても、なるべくオフィスから外出しないでも済む事務業務が中心になりがちです。普段、外出してばかりで会えない社長さんの事務所に飛び込み訪問をすると、会える可能性が上がるでしょう。

会える確率を上げることを目的に雨の日の飛び込み営業を行う場合、事前の準備が重要になってきます。普段、天気が良い日に訪問した際、いつ訪問しても留守で会えない人、もしくは決裁者が外出している会社についてこまめにメモをし、リストアップしておく必要があります。雨の日は晴れの日と比べてどうしても訪問効率が下がるため、すぐに行動できるよう工夫することが大切です。

いいことばかりではない!雨の日の飛び込み営業のデメリット

(1)共働きのご家庭は雨の日でも留守

当たり前のことですが、一家の大黒柱のご主人は平日仕事に出ており、奥様もパートや仕事で出勤している場合、飛び込んでインターホンを鳴らしても反応はないでしょう。また、主婦の方でも天候にかかわらず買い物に行かないといけない、子供の世話や送り迎えをしなければならないといった事情もあるため、当然家に居ないこともあります。あくまでも、一般的に在宅率が高い傾向にある、という程度に留めておいたほうがよいでしょう。

(2)せっかく会えても断られてモチベーションが下がることも

雨の日の訪問で、運良く狙っていたお客様に会えることもあります。私もそんなときは努力が報われた気持ちになり、テンションが上がりました。しかし、会って一言目に「必要ないから」と素っ気ない言葉で断られることもありました。いや、むしろその殆どがお断り。長年追いかけていた人に会えた感動から、一気に奈落の底に突き落とされた気分です。

しかし、そもそもお客様になってほしいというこちらの想いが強かっただけで、ニーズのない人・既に悩みを解決している人・他に優先すべき事項がある人など、相手にも都合があります。こちらの勝手な都合で期待していただけで、飛び込み営業は殆どのお客様から断られるモノだということを忘れていたのです。飛び込み営業には気持ちを切り替えて前向きでいることが大切。それを心に留めておきましょう。

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