ワンマン社長の特徴と3つの対策

皆さんがお勤めの会社の社長は「ワンマン社長」と呼ばれるタイプの方でしょうか。「ワンマン社長」はどちらかと言えば批判的な意味で使われる場合が多いようですが、必ずしも「ワンマン=悪い社長」とまでは言えません。会社の最前線に立って社員を引っ張っていき、頼もしいワンマン社長もいます。

そのため「ワンマン社長」とはどのような特徴のある人物か問われた場合、意外に人物像を特定しにくいとも言えます。そこで今回はワンマン社長の悪い部分が普段の行動にでている特徴について紹介すると共に、その悪い特徴への対応策について皆さんにご紹介することに致します。

こんなワンマン社長なら対策を打てる3つの特徴

こんなワンマン社長なら対策を打てる3つの特徴

ワンマン社長の特徴(1):自分流を貫く

ワンマン社長の多くは苦難を乗り越えて起業し一定の成功を収めた人物のため、自分流のやり方や哲学に自信を持つのは当然と言えるかも知れません。しかしながら、会社を取り巻く環境は日進月歩で変化し続けています。周囲の意見を聞かず、自分のやり方にこだわりすぎると経営に支障が生じてくる時がいつか訪れるもの。ですがそうした状況になっても他者の進言には一切耳を傾けず、頑固に自分流を貫こうとするのがワンマン社長の悪しき特徴の一つと言えます。

自分の判断が正しいと自信を持つ反面、自分に従わなかったり意見が合わない部下を煙たがって、会社から追い出すように仕向けることも。会社のためと思って進言した社員からすると悲劇としか言いようがありません。

自分流を貫く社長への対策

正面切って「そんな考え方は時代遅れだ」と言っても逆効果。「自分流」の否定は、社長自身のアイデンティティーを否定するようなものであり、決して素直に聞き入れることなど出来ないものです。そのため、次のような対処方法が有効です。

ワンマン社長への対応策

  1. 社長のやり方や考えを尊重し、むしろ「一番優れている」とおだてる
  2. 「そのようなやり方には到底及ばないが」と断りを入れた上で、「第三者から新しい方法論やアイデアを耳にした」など、他者から聞いた話として新たな方法論を紹介し、徐々に関心を持たせる

ポイントはすぐにワンマン社長を変えようと焦らないこと。また「私はこうすべきだと思う」といった進言ではなく、「このような情報を聞いた」という切り口でのあくまで社長に対する情報提供というスタンスなら耳を傾ける可能性が高まります。

ワンマン社長の特徴(2):イエスマンを周囲に置きたがる

悪いワンマン社長の典型的特徴が、自分の発言や指示に対してイエスマンの部下ばかりを側近に配置したがる一方、優秀であっても自分に異を唱える人物は遠ざけたり粗末に扱ったりします。ベンチャー企業など組織の規模が小さいなら同じ価値観の社員のみで構成することは可能ですが、組織規模が大きくなるにつれてワンマン社長が全事業を隅から隅まで全てを掌握し、管理することは困難になってきます。

そのため、一定規模以上の組織を有機的に動かすには自分に対してイエスマンであるかではなく、マネジメント能力が優れている人材を適材適所で配置することが不可欠。ところがワンマン社長はそれがなかなかできず、イエスマンで上層組織を固めたがります。

イエスマンで周囲を固める社長への対策

この対策も、基本的には組織人事に対してストレートに非難したら益々頑なになってしまい、事態が余計に悪化してしまいます。そこでこのような場合には、以下の二つの視点から攻めることがポイントと言えます。

ワンマン社長への対応策

  1. 有能なのに冷遇されている社員を救いたい場合は、その社員が社長のことを敬い、慕っている「噂」を社長の耳に入れるように仕向けることで、社長のその社員に対する悪い評価を緩和させていく方法
  2. イエスマンとして重用されている部下の中にも、本心では社長に不満を抱いているものの、出世のためにぐっとこらえている社員が必ず一人や二人はいるもの。そのような社員を見つけて良好な関係が築けたら、冷遇されている社員の重用を社長へそれとなく働きかけてもらえるよう依頼する方法

これもワンマン社長の特徴とも言えますが、自分が特に可愛がっている部下からの要望なら意外なほど応じてくれる場合があるからです。

ワンマン社長の特徴(3):意見がコロコロ変わる

自分の揺るぎない信念を持っていると思いきや、さっきまでこだわっていた意見を急に覆して、現場に混乱を招くことも少なくありません。経営に関する事項や会議で決めたことをワンマン社長の一声で中止したり、思いつきや気紛れで意見を変えるため、それに振り回される社員はたまりません。

意見がコロコロ変わる社長への対策

いつも意見が変わって困っている社員の皆さん、対応策はシンプルです。

◎ワンマン社長への対応策:社長と話し合う内容や意見の優先順位を事前にヒアリングしてから会議を進め、指示の変更を極力なくす

ワンマン社長のみならず、経営者は目まぐるしく変化する環境で最善策を模索し続けています。そのため決断を覆すこともある程度仕方ない部分もあるでしょう。

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