社会人が注意すべきな職場のピアス着用マナー

社会人が注意すべきな職場のピアス着用マナー

社会人になると服装や髪形などの制限は少なからずあるもの。学生時代には思い通りのオシャレを楽しんできた人はちょっと窮屈な思いをするかもしれません。しかしながらマナーはマナー、しっかりと弁えなければなりません。

今回は、社会人のピアスの着用マナーについてご紹介します。

ピアスがOKな職業・NGな職業

まず男性の場合、職場のドレスコードが、ビジネススーツ、ビジネスカジュアルの職場にはピアスはしていくべきではありません。ジーンズやスニーカーが許されている場合でも、ピアスはしない方が良いでしょう。

では、男性の場合、ピアスOKの職業とはどんな職業でしょうか?

  • 若い人をターゲットにしたアパレルショップの店員
  • 美容師、メイクアップアーティストなどの美容系
  • 芸能関係、音楽関係
  • クリエイティブ系(デザイナーやアーティスト)
  • バーやクラブなどのエンターテイメント系の接客業
  • トラックやダンプなどのドライバー(人を乗せない)

大別すると、オシャレや自己主張が仕事の一部である職業と、職人などの対人関係が少ない職業に分かれます。また大まかな目安として、服装規定がない職業、髪型が自由(毛染めOKなど)かどうかがポイントとなるでしょう。

次に女性の場合ですが、女性は男性に比べてピアスの許容範囲は多いと言えるでしょう。いわゆるホワイトカラー企業の女性社員や、公務員や教員でも特にピアスNGということはないでしょう。男性とは逆にNGな職業を挙げた方が早いくらいです。

看護師や医師などの医療系、食品生産加工など衛生管理が要の仕事などは、ピアスNGのことが多いでしょう。また、営業職の場合は、客先に行くときにはピアスは外しておいてほうが無難でしょう。営業相手がピアスについてどう思っているのかがわからないからです。

ピアスOKの場合でも、こんなピアスはNG

さて、あなたの職場がピアスOKな職場だったとして、それでもどんなピアスでも構わないわけではありません。筆者が実際に遭遇したケースをご紹介します。

あるWebデザイナーの人がいました。彼はいわゆる「クリエイティブ系」な人で、職場の男性の多くがピアスをしていました。ある日、彼の会社がとあるコンサルタント系の大企業のコーポレートサイトを作ることになり、彼もその打ち合わせに同行することになります。

そこで一つ問題が発生しました。彼は長年片耳にドーナツ型のピアスを愛用していて、耳たぶに大きな穴が開いていたのです。普通サイズのピアスだったら、その時に外していけば済みますが、彼の場合は耳たぶに遠目から見てもハッキリわかる大きな穴が開いています。彼をその場に連れて行こうとした上司は、その日彼の耳たぶに絆創膏を貼らせたといいます。それでも左右の耳たぶの大きさは一目瞭然でした。

筆者は当時その打ち合わせに同席した別の会社の人間でしたが、打ちあわせの間中彼の耳から目が離せなかったものです。

言いたいことは、いくらピアス自由な職場環境だからとはいえ、いつどこでピアスNGの場面に行かなければならなくなるかはわからないので、体の形が変形してしまうようなピアスはいかがなものかということです。

このほか、ドレスコードがスーツあるいはビジネスカジュアルの職場で働く女性の場合は、ピアスをするとしても耳たぶに密着する形にとどめておき、大きな物、垂れるタイプ、揺れるタイプは避けるべきです。ピアスの数も、両耳たぶに各一つまでとしておきましょう。

また、社会人としての気品を考え、ピアスの形もシンプルな円形、ひし形などを選びましょう。ハート形や星形、動物モチーフなど子供っぽい形や、クロス(十字架)やスカルなど意味を持ったりメッセージ性があるものも避けましょう。そして材質も18金、プラチナ、パール、透明や薄い色のカラーストーン程度にします。光りすぎるジュエリーや、安っぽいプラスチック素材は、社会人として相応しくありません。

耳たぶ以外のピアスは、しない方が無難

さて、ピアスといっても色々な場所につけるピアスがありますが、その中で一番多いのは耳につけるものでしょう。今回のテーマもここまでは耳につけるピアスについてお話してきました。

しかし一口に「耳のピアス」といってもその場所は色々。そして給料をもらう立場の社会人として許容されるのは、せいぜい耳たぶ止まりと覚えておきましょう。いわゆる「軟骨ピアス」は、人によっては理解しがたいアクセサリーなので、やめておくことを強くおススメします。理解しがたいというのは、耳たぶ以外に穴を空けることではなく、「外見的に目立つ特徴を持つことを自己主張と考えている」精神性が理解しがたいということです。それが子どもっぽい自己主張であると思われたり、学生気分が抜けていないと思われ、ビジネスに不利に作用するかもしれないというリスクにつながることもゼロではないのです。

極端な話をすると、「ピアスをしていないから嫌われる」ことはないと思いますが、「不適切なピアスをしているから嫌われる」確率は存在するということです。

社会人のピアスは、男性は特殊な職業に限り、女性は品格を忘れないこと

ここまで社会人のピアスマナーについてご紹介してきましたが、もちろんそれは仕事中の話です。ここまで読んでくれたピアス大好きなあなた、「社会人って窮屈だな」、などと思わずに、休日にはお気に入りのピアスをつけてオシャレを思い切り楽しんでくださいね。

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