転職活動期間の目安・平均は?

転職活動は人それぞれの事情や理由などが異なりますので、一概にこうすることが正しいといえる事ばかりではありません。転職活動期間もその一つです。例えば1ヶ月という転職期間がある転職者にとっては望ましい期間であっても、別の転職者にとって望ましい期間であるとは限りません。しかしながら転職活動とは大変孤独な戦いでもあり、限られた情報の中で悩み、迷うことが多いこともまた事実。

自分にとって適切かどうかは別としても、他の転職者がどのくらい転職期間にかけているかの情報は参考にしたいと情報の一つと言って良いでしょう。そこで当編集部ではエン・ジャパン株式会社が実施した「転職活動期間」に関するアンケート調査に基づいて、転職者がどのくらいの転職活動期間を費やしてきたか等々をデータと共にご紹介して参ります。


全体では75%が3ヶ月以内の転職活動期間

エン・ジャパン株式会社が「エン転職コンサルタント」というサイト上において、転職をサポートする転職コンサルタント130名を対象に実施したアンケート調査によると「3ヶ月以内」に転職先が決まる、即ち「3ヶ月以内」に転職活動を終えている求職者の割合は全体の75%に達することがわかりました。ではどのような内訳であったかをご紹介すると、次のような結果となっています。

転職活動の期間
・1ヶ月半以内 17%
・3ヶ月以内  58%
・6ヶ月以内  22%
・7ヶ月以上  3%

選択肢別で最も多かったのが「3ヶ月以内」で58%、ついで「6ヶ月以内」の22%となっていますが、「1ヶ月半以内」に転職活動を終える割合も20%に近かったことがわかります。これらの結果から1ヶ月半以内の15%と3ヶ月以内以内の58%を合算すると75%となるため、1ヶ月半という区分をしなければ転職者の7割強が3ヶ月以内に転職活動を終えていると言えます。


年代別では20代は短く、50代・60代は転職活動期間が長い

全体では75%が3ヶ月以内という結果でしたが、これを年代別にみた場合には年代によって転職活動期間の長短の違いが鮮明に出たと言えます。例えば選択肢の「1ヶ月半以内」でみた場合は次のような結果でした。

1ヶ月半以内
・20代 42.9%
・30代 19.2%
・40代 9.2%
・50代 9.5%
・60代 7.8%

数値からわかるとおり、20代が42.9%と郡を抜いて高いことがわかります。つまり20代に限れば4割以上が1ヶ月半以内に転職活動を終えているのが実態と言えます。一方その他の年代ですが30代でも2割に届いていないという結果を踏まえた場合、1ヵ月半という短期間で転職活動が終わるケースは殆どないと言って良いでしょう。次に「3ヶ月以内」は次のとおりです。

3ヶ月以内
・20代 47.6%
・30代 62.5%
・40代 49.6%
・50代 21.1%
・60代 25.5%

3ヶ月以内となると20代だけでなく30代が62.5%、40代も49.6%といっきに数値が跳ね上がっています。ちなみに1ヶ月半以内と3ヶ月以内を合計した場合

・20代90.5%
・30代 81.7%
・40代 58.8%
・50代 30.6%
・60代 33.3%

となります。この結果から20代から40代は3ヶ月以内でみた場合には半数以上が転職活動期間を終えているが、50代、60代は約3割に留まるという大きな差が生じた結果となることがわかりました。50代、60代は本人の考えや希望等もあるでしょうが、おそらく求人件数が限られるため長期化してしまっているという見方もできます。その一方20代や30代は共に8割以上が3ヶ月以内に転職活動を終えているというのも、それだけ求人件数が豊富なことが短期間での転職活動終了の後押しになっているとみられます。

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