アウトソーシングのメリット・デメリット

アウトソーシングという言葉は良く聞きますが、自社の業務を頻繁にアウトソーシングしているという企業は皆さんの周囲においても意外に限られているのが現状ではないでしょうか。その理由の一つとして、言葉こそビジネス用語として定着した感のあるアウトソーシングですが、その具体的なメリット、デメリットまではまだ広く認識されていないことがあげられます。そこで今回はアウトソーシングの具体的なメリット、デメリットについてそれぞれご紹介して参ります。

メリット①:業務の効率化や高品質化

アウトソーシングとは「アウトソース」の進行形ですが、「アウトソース」を直訳すれば「外部の資源」といった意味になります。会社経営を行うには実に様々な業務を行う必要がありますが、自社で行っているありとあらゆる全ての業務において高品質な仕事の水準を確保することは中小企業は勿論、売上げ等で上位に位置するような大手企業にとっても困難なことと言えます。

そこで、自社では必ずしも高い水準で行えているとは言えない業務領域を自社業務から切り離し、自社より高く優れたノウハウや品質で業務を遂行できる他社に担ってもらうというのがアウトソーシングの基本的な意義であり、活用メリットと言えます。外部に特定の業務を委ねることにより、自社では実現できなかった高品質な水準で業務を遂行出来るようになれば経営力や企業競争力の強化にも役立ちますのでアウトソーシングの大きなメリットと言って良いでしょう。

メリット②:経営資源の有効活用による合理化

アウトソーシングによって一部の業務を外部へ委託すれば、その業務に従事させていた社員を自社で最も注力したい業務や事業等に配置することができるようになります。つまりアウトソーシングを上手に活用すれば、優先順位や重要度等に応じて社員の配置をより柔軟に行えるようになりますので社員をより有効活用できるようになると共に、アウトソーシングのコスト次第では人件費の抑制等にも役立つこともあります。

デメリット①:アウトソーシングした業務経験が自社に蓄積されない

自社より業務効率や品質が高い他社へ業務をアウトソーシングすれば、たしかにその業務領域の高品質化をはかることができますが、同時にその業務を自社で行わないようになることを意味します。多少業務品質に目をつぶっても自社内で行っていれば、自社内でその業務領域に対する様々なノウハウが蓄積されますが、アウトソーシングすればそのようなノウハウの蓄積がなされません。

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