職場で起こるモラハラの特徴と2つの対策

職場で起こるモラハラの特徴と2つの対策

セクハラ、パワハラと同じように職場の嫌がらせ問題として近年注目を集めている「モラハラ」。職場でのモラハラは仕事の上下関係で起こりやすいため、暴言や精神的な虐待を受けても、周囲の人に気づかれにくい側面を持っています。今回はモラハラの定義から、モラハラの特徴や対処法についてご説明していきます。


モラハラの定義とは?

モラハラとは「モラル・ハラスメント」の略であり、精神的ないじめです。肉体的な暴力のように、直接的に人に手を下すのではなく、暴言や無視などの陰湿ないじめ、嫌がらせを続けることで、被害者の心が徐々に蝕まれていくのが特徴です。

ひとつひとつの嫌がらせは些細なことであっても、それが積み重なっていくことによって精神的に追い詰められてしまい、うつ病などの精神疾患をはじめ、時に自殺など取り返しのつかない状況を引き起こしてしまいます。

個人の人格や尊厳を傷つけ、メンタル面における健康を著しく害するモラハラは、職場以外にも、学校内や家庭内など様々な場所でも見受けられます。また、職場において上司から受けるモラハラは、多くの場合「パワハラ」と同時に行われる傾向があり、モラハラの被害者は心身ともに疲弊してしまいます。


職場でのモラハラ被害の特徴

職場でのモラハラ被害の特徴

1.時間、場所を問わず仕事の連絡が入る

モラハラが行われる最初のケースは、被害者の時間の自由を奪うことが挙げられます。深夜や早朝に上司から仕事の電話が掛かってくる、すぐに返信しないといけないようなメール連絡が休日でもお構いなしにくるなど、じわじわとプライベートの時間を削られていき、仕事から意識を外せない状態にされてしまいます。

また、モラハラの加害者が必要以上に被害者のプライベートに踏み込んで、趣味や私的な人間関係などを非難したり、奪い去ろうとすることもあります。仕事上でプライベートのことを必要以上に聞かれるような場合は、要注意です。


2.仕事に必要な情報を与えられない

上司が加害者となって部下にモラハラを行う場合、業務指示を出しておきながら、仕事に必要な情報を意図的に教えず、仕事の遂行を阻害するケースがあります。ミスや失敗を引き起こすことを企てたり、大事な打ち合わせや会議の時間を伝えず、モラハラ被害者の評価を下げる目的で邪魔をするなど悪質です。また質問されても無視したり、嘘の情報を流すなど、二者間だけの問題では済まない事態を引き起こす可能性もあります。


3.仕事をさせず、部署内、社内で孤立させてしまう

こちらも上司が部下にモラハラを行うケースです。仕事を被害者の部下に割り当てないように仕向けたり、雑用ばかりを命じ、部署内で孤立させて、精神的なダメージを与えるモラハラです。他の社員とのコミュニケーションを断たせるなどの嫌がらせは、一時期問題となった「追い出し部屋」での隔離と似た側面があり、極めて悪質といえます。

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