内定ブルーで不安になる原因と対策

皆さんは「内定ブルー」という言葉についてご存知でしょうか。婚約した女性が結婚式間際の頃に「この男性と本当に結婚してよいのか」と憂鬱な気持ちに陥るマリッジブルーという言葉がありますが、内定ブルーとはこのマッリジブルーの企業就活版と言って良いでしょう。

日本は雇用形態が変わったと言われながらも、やはりまだまだ「終身雇用」という考え方が大きく変化したとは言えません。そのため、内定を獲得した学生の中にはこの先ずっと勤務することになる会社がこの会社で本当に良かったのかと思い悩んでしまい、内定ブルーが生じる場合があるのです。

そこで今回は、学生が内定ブルーになる具体的な原因とそれぞれの対策についてご紹介することに致します。

内定ブルーになる原因その1:勤務地がわからないことから生じる恐怖や不安

全国規模で事業所を展開している企業に総合職として内定を獲得した場合、通常、勤務地が具体的に明示されるのは新入社員研修が終了した後であり、それまでは具体的な勤務地がわからない場合が多いと言えます。そのため、勤務地が不明なことが不安となり、それが原因で学生が内定ブルーになってしまうケースがあります。以下の例をご覧ください。

勤務地により内定ブルーになるケース
・現在の住まいから通勤がとても不便な勤務地へ命じられたらどうしよう
・周囲に全く知り合いがいない遠方へ配属されてしまったらどうしよう
・人付き合いしにくい地域だったら、あるいは配属先だったらどうしよう

等々、「わからない」という不安からネガティブなことばかりを考えてしまい、その可能性が否定できないことからブルーな気持ちになってしまうという訳です。

勤務地が内定ブルーの原因である場合の対策

勤務地がわからないということは、それだけ配属先が多数ある企業と言えます。そのような企業は、現地採用の社員を除けば社員は定期的異動があるものです。多少の期間の長短はあったとしても、ずっと一ヶ所だけに勤務し続けることは「まずない」ことをしっかりと理解することです。

その上でこの不安は「勤務地がわからない」だけでなく、「知らない地域がある」ことから生じている不安ともいえます。ならば内定をもらった企業の事業所がある地域の観光スポット等をできる限り調べ、知らない地域を出来るだけ減らすこと、並びに自分が行ってみたい、住んでみたいと思える地域できるだけ増やす努力をすることがそうしたブルーな気持ちの払底につながります。

内定ブルーになる原因その2:転勤に対する不安

これは勤務地が不明なことで生じる内定ブルーと多少似ていますが、前述の対策でもお伝えしたとおり、多数の事業所が有する企業なら総合職採用の場合、一定期間ごとに転勤する可能性がとても高いです。

特に家族の転勤経験などもなく、長年ずっと同じ場所で暮らしてきた学生などは定期的に転勤が生じる人生についてイメージできないのはやむを得ないことかも知れません。

それでも前向きに定期的な転勤を捉えれば良いのですが、イメージがわかないことが不安となり、その不安心から気持ちがナーバスになって、内定ブルーに陥ってしまう場合が生じます。

転勤が原因で内定ブルーにならないようにするための対策

転勤に対する不安を解消するには、経験者の話を出来るだけ数多く聞くことに尽きると言えます。例えば自分の父親に知人を紹介してもらうのも良いし、転勤を経験している大学OBがいればOBに話を聞かせてもらうのも良いでしょう。場合によっては内定した企業の人事部に、転勤を経験している先輩社員を紹介してもらって話を聞くことも一つの方法です。

ただし、この場合のポイントは相手に不安を訴えることではなく、特に「転勤して良かったと思えること」を中心に尋ねることです。転勤して良かった点として挙げられるポイントを以下に記載します。

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