「覚える」と「憶える」の意味の違い

グローバル化が進むにつれて言語は簡略化され、各国言語の微妙なニュアンスや固有表現などの重要性は忘れられつつあります。しかし単一言語、単一価値観などの共通ルールによって世界が統一されるという夢は、時に国の文化の独自性を損ない、個性さえも失われてしまいます。すべての人が同じような言語を用い、同じような価値観を持ってしまえば、言語が貢献するところの想像力や表現の幅が狭まり、思考の多様性が奪われ、発見や進化という可能性さえも奪われてしまう危険性さえあります。

そんなグローバル時代だからこそ、あえて日本語及びその言語に付随する微妙なニュアンスを大 切にしながら感性を研ぎ澄ませてみるのはいかがでしょうか。ここでは「覚える」と「憶える」という一見同様に見える同士の違いについて解説します。

「覚える」「憶える」の意味

「覚える」「憶える」の意味

「覚える」の意味

「覚える」の意味は多様であり、多用される意味としては「記憶する」「習得する」といったものが多いと思います。しかし自然言語という性質上、完全に固定的な定義というものはなく、日常で用いられるうちにこの動詞の意味が広がっていったと考えられます。現状で慣習的に用いられている意味合いには以下のようなものがあります。

1 見聞きした事柄を心にとどめる。記憶する。 2 学んだり経験したりして、身につける。習得する。 3 からだや心に感じる。 4 (古風な言い方)思われる。 5 思い出して話す。 6 自然と思い出される。ふと想像される。 7 似る。似合う。 8 他人からそう思われる。 9 意識がはたらく。分別する。 引用:コトバンク「覚える

「憶える」の意味

「憶える」は「覚える」の1番の意味、「見聞きした事柄を心にとどめる。記憶する。」という意味に近いです。また「憶測」 (自分で勝手に想像すること)、追憶(過ぎ去ったことに思いをはせること。過去をしのぶこと。)という熟語に見られるように想像力、心的イメージを連想させるような例で用いられることがあります。

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