ビジネス用語「プライオリティ」の意味と使い方

「プライオリティ(priority)」はビジネス用語として、仕事上の会話で用いられることが多い言葉ですが、皆さんは意味や用法について正確にご存知でしょうか。本サイト恒例のビジネス用語を解説するシリーズとして、今回は「プライオリティ」の意味や使い方について御紹介することにします。

プライオリティの意味

プライオリティ(priority):優先すべきもの、優先権、優先順位、優先度

「プライオリティ」とは英語の「priority」をそのまま日本語読みした外来語です。英語の「priority」の意味をそのまま踏襲しており、日本で新たな意味が加わった言葉ではありません。では「priority(プライオリティ)」の意味は上記の通り、「優先」というキーワードを主としています。

辞書で紹介されているプライオリティの意味は「優先権、優先すべきこと」と「優先度、優先順位」の二つに区分することができます。

まずは「優先権」や「優先すべきもの」についてご説明をしていきますが、その言葉のとおり、既に高い優先度がある状態を示しています。使用例を挙げてご説明すると、「プライオリティシート」は日本語で「優先席」のことをいいます。電車の優先席にプライオリティシートと書かれているのを見たことがある人もいると思いますが、あのことです。別の例では「A社とB社なら、A社の方に交渉のプライオリティがある」といった表現で用いられます。そのような場合も「(交渉の)優先権」という意味になっています。

もう一つの意味は「優先度」という尺度を表すための意味です。実はビジネス会話の中で複数のタスク処理をするときに登場する「プライオリティ(priority)」は、「優先度」という意味で使用されるのです。「プライオリティ」の言葉を使うときは以下の通りとなります。

◎プライオリティを使うとき
・プライオリティが「高い/低い」

      ↓
・優先順位が「高い/低い」
・重要度が「高い/低い」

プライオリティ(priority)の使い方

プライオリティのビジネスシーンでの具体的使用例を以下に記載いたします。

・「今はあの業務のプライオリティ(priority)が高い」
・「プライオリティ(priority)の低い仕事は後回しにしよう」
・「先に業務のプライオリティ(priority)を決めてから取り掛かろう」

プライオリティは「高い」「低い」といった形容詞と共に使用されます。尚、まれに「プライオリティが強い(弱い)」といった表現をしてしまう方がいますが「プライオリティ」は優先の順序を示す言葉なので、強い弱いといった形容詞は適切とは言えません。意味からすれば「高い」「低い」の方がプライオリティを形容する上では最適と言えますので、万一この点が曖昧だった方はこの機会に覚えておくようにしてください。

「プライオリティ」の意味について御紹介してきましたが、正確な意味についてちゃんと理解できたでしょうか。「プライオリティ」に限らず、ビジネスの世界では今後もビジネスシーンで使用される外来語は今後も増加すると考えられます。正確性が問われるビジネスにおいて、新語であっても用語の意味をあやふやなまま使用することは御法度です。あやふやなら正確な意味を調べ、理解した上で正しく使用するよう心掛けましょう。

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