課長職になったら必要な7つのスキル・能力

④リスク管理力

仕事には、失敗がつきものです。さらに、失敗には、取り返しがつくものと取り返しがつかないものがあります。失敗したことを謝って済むのであれば問題ないのですが、取り返しのつかないものだと、会社に多大な損害を与えてしまいます。そうならないために、取り返しのつかない状態になる前に対応することが重要です。

このことに関して、課長は、日頃から部下から情報を吸い上げながら、危険の予兆を察知し、危ないと感じたらいち早く手を打つことが求められます。危険の察知は、部下からの報告だけではなく、数字の変化によっても感じ取ることができます。

⑤問題発見力

仕事には、常にさまざまな変化が付きまといます。自分たちは変わらずに頑張っていたとしても、世の中や取引先の状況が変化して、今までのやり方が通用しなくなることもあります。変化するのは、世の中や取引先だけではありません。社内の状況も変化します。会社の考え方が変わることもありますし、組織の中の人間関係が変化することもあります。周囲が変化しているのに自分たちが変化しないままでは、いずれ問題が発生します。

課長は、周囲の変化を敏感に感じながら、問題が起きそうなことを察知する能力が必要です。

⑥折衝力

仕事を的確に進めていくためには、利害の異なる人たちと上手に折り合うことも必要です。周囲の理解や協力が得られなければ前に進まないことがたくさんあるからです。理解や協力を得なければならないのは、何も課の中の事だけとは限りません。他の部署の理解や協力を得なければならないケースもありますし、取引先、あるいは協力関係にある他社の理解や協力を得なければならないケースもあります。

そのような場合に、課長は、課の責任者として、上手に折り合えるように働きかける必要があります。

⑦コミュニケーション力

課長は、部下や関連部署、取引先など、様々な関係者に対して働きかけなければならない役割を担っています。他人に働きかけるということは、自ら話し合える状況を作り出したうえで、前向きに話が進むようにやり取りしていかなければなりません。これには、単に人当たりが良いということとは異なる、他人を巻き込むという意味合いでのコミュニケーション力が求められます。

ここで取り上げたスキルは、いずれも一流ビジネスマンに共通したスキルです。これらのすべてを完全に兼ね備えた人間はいませんが、一流と呼ばれる人たちは、自分に何が足りないのかを意識しながら日々高めていくための努力をしています。

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