メールの宛先が複数人のときの連名の書き方

メールの宛先が複数となった場合、特に社外に向けたメールでしかも複数の企業にまたがるような場合には宛名を書く上で留意しなければならないマナーがあります。ではメールの宛先が複数となった場合に、相手先の名前を書く上でどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。今回はメールの宛先が複数という想定のもと、連名で宛先を書く場合の書き方や注意点等について解説致します。


①相手先が同じ場合の順番

連名で送る相手先が全て同じ企業の場合から説明します。まずは連名の順序から。この場合、マナーの鉄則は相手側の役職順です。仮に、主なやり取り相手がA氏であったとしても情報共有が目的、つまり「CC」で送るのではなくA氏の上司にも送る必要がある場合にはA氏より先に書かなければなりません。更にA氏の上司が二人いる場合には、上の役職の方から順番に書くことが鉄則です。

ではA氏以外にB課とC課の課長に送らなければならない場合はどうすれば良いでしょうか。役職上BとCの課長は同じ立場と考えられますので、役職で順位を決めることはできません。従ってA氏の所属先課長を優先すると良いでしょう。またB課とC課がA氏所属の課と異なるという場合は、より業務に関わる度合いが高い方を優先すれば良いと言えます。

ではA氏が平社員だとして、同じ平社員DとFにも送る必要があったとします。しかもDとFは「Aより先輩社員」といった場合はどうすれば良いでしょうか。この場合は迷う必要はありません。A氏を主な対象としているメールならA氏を優先すべきです。その上でDとFについては業務の関わり度が深い方を優先すれば良いですし、その点が曖昧であればあいうえお順を基準にしても構いません。


②縦に並べるか横に並べるか

次に連名を縦に並べるか、横に並べるかですがこの点はどちらであっても構いません。にもかかわらず、横に並べる書き方はマナー上望ましくないといった指摘が一部の情報としてありますが、そのようなことはありませんのでご安心ください。むしろ、横書きが基本のメールにおいて名前を縦に並べた場合、横以上に順番が視覚的にはっきりとしてしまいます。そのため、例えば相手方の役職の上下関係が明瞭でなく明確な序列化に悩むような場合には、横書きで並べておく方が”無難”です。

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