「今後とも」のビジネスメールの結びの挨拶・例文集

「今後とも」のビジネスメールの結びの挨拶・例文集

ビジネスメールは簡潔さとわかりやすさが命。堅苦しい表現や長々とした挨拶は状況に応じて使い分けなくてはなりません。とはいえ、礼をわきまえた挨拶や結びの言葉はやはり必要です。

今回は、メールの結びに使うと文面が締まる挨拶文、「今後とも」を使った結びフレーズをご紹介していきます。「今後とも」を使ったいくつかのパターンを身につけておけば、メールの結びに悩まなくて済みますよ。

「今後とも」は、つながり続ける余韻のある挨拶

「今後とも」というのは読んで字のごとく「今も、この後も共に」という意味であり、「今回の件と同じように以降も変わらずによろしくお願いします」という引き立てを願う気持ちを表した言葉です。

現在連絡を取り合って進めている案件だけでなく、将来も今回のように仕事のお付き合いをしていきたいという好意や信頼、感謝、希望、願いなどのたくさんの気持ちが含まれた、日本語らしい余韻のある表現と言えますし、ビジネスの継続を望むという意味合いからも、ビジネスメールにふさわしい表現です。

「今後とも」を使うのは一区切りついたとき

「今後とも」を使うのに相応しいシチュエーションは、1つの案件が完了したとき、ひと区切りついたときです。作業や案件、質問と回答の途中のやり取りでは使いません。多くの場合は、ある一件の用事が完了し、最後のメールを送る際の結びの言葉として使います。

以後連絡を取らなくなる相手には、「今後とも」を使って良いのか?

一期一会ではありませんが、先方とやり取りしている用件が終わると繋がりが全く無くなるとか、相手や自分が退職してしまうとか、人事異動で今後は接点が無くなってしまう場合は「今後とも」を使って良いものでしょうか?

これはケースバイケースと言えますが、基本的には使って差し支えありません。たとえ、あなたや相手が退職して直接の仕事上の付き合いはなくなるとしても、あなたの会社、相手の会社がこれ以降も存在するのですから、会社と会社同士のビジネス上の付き合いには「今後」が発生する可能性があるからです。

また、相手が消費者であった場合でも同じことです。あなたが消費者となって買い物をしたり食事をしたりしたときに、お店の人から「またよろしくお願いします」「またのご来店をお待ちしております」などと声をかけられた経験があるでしょう。これが「今後とも」の意味合いを含んでいるのです。

「今後とも」と相性バツグンのフレーズは「よろしくお願いします」

今後ともに続く言葉で、一番定番と言えるのが「よろしくお願いします」です。「お願いします」のバリエーションは、「お願いいたします」「お願い申し上げます」などがあります。「今後ともよろしくお願いします(お願いいたします、お願い申し上げます)」だけでキチンとした結びのフレーズになりますので、用件をすべて書き終わった後で短く締めたいときには「今後ともよろしくお願いいたします」でその役割は果たせていると言えるでしょう。しかし、もう少し具体的に何をよろしくお願いしたいのかを付け加えた方が、丁寧さと目的が明確になりますので、基本を身に着けたうえでいくつかのバリエーションを持っておくと、表現が豊かになります。

「今後とも」を使ったビジネスメールの結びのバリエーション

さて、次は「今後とも」に具体的な目的や内容を盛り込んだビジネスメールの結びの挨拶を、例文を挙げてみていきましょう。

・顧客(個人)とのやりとりメールの結びの挨拶

  • 今後とも弊社商品をご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします
  • 今後ともお気づきの点がありましたら、何なりとお問い合わせくださいませ
  • 今後ともお客様に満足いただける商品の開発につとめて参ります
  • 今後ともこのご縁が続きますことを切に祈っております
  • 今後ともますますご健勝で、ご活躍されることをお祈りいたします。

取引先の会社の人とのメールの結びの挨拶

  • 今後ともお引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます
  • 今後とも末永くお付き合いのほど、よろしくお願いいたします
  • 今後とも貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます
  • 今後ともお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます
  • 今後とも引き続きご用命たまわりますよう、よろしくお願いいたします。

「今後とも」の言い換えの言葉

前章でご紹介したように、「今後とも」に続く言葉には無限ともいえるバリエーションがありますが、「今後とも」自体を言い換えられる言葉はあるでしょうか?実はこれが意外にみつからないものです。

  • 相変わらず
  • これからも変わらずに
  • 以降も引き続き
  • 以降も今までと同様に

意味合いとしてはこのような言い換えも考えられますが、どれも微妙な意味合いが違うように感じられたり、まわりくどい印象になってしまいます。そのため、「今後とも」の使い方やバリエーションを考えるときには、軸となる「今後とも」は不動のフレーズとして、それに続く言葉で自分らしさや場の雰囲気に沿う言い方を工夫するのが良い使いまわしの方法といえますね。

簡潔で丁寧な「今後とも」を使って礼儀正しいメールを送ろう

メールの結びに色々使える「今後とも」についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?顔が見えないメールであるからこそ、挨拶は却って大切です。その向こうには必ず読む人がいるということを意識して、心のこもったメールを送るように心がけましょう。

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