仕事を先に辞めてから転職活動をすると不利になる4つの理由

転職活動は今いる会社を辞めてからしたほうがいいのか、在籍中に探したほうがいいのかという質問をよく聴きます。在職中に転職活動を行うメリットは、収入が安定している状態で次の職探しをできることであり、また今の会社を辞めてから転職活動を行うメリットは、転職活動に専念できることです。しかし結論から言えば、在籍中に転職活動をするほうが、有利に働く場合が非常に多いといわれています。では仕事を先に辞めてしまうと、どう不利になるのでしょうか、今回はその4つの理由について解説していきます。

①企業の求人募集時期には繁忙期と閑散期がある

20〜30代の若手のビジネスマンであれば、転職にはそれほど時間がかからないと思っている方も多いことでしょう。転職サイトを閲覧すれば、常に数千の企業が求人を募集していることもあり、簡単に転職を実現することができると思われている方が大半かもしれません。しかし、よく案件をみて自分の経験や条件、給与レベルなどでフィルタリングをしてみると、自分に見合った求人が常にたくさん掲載されているわけではありませんし、時期によっては求人件数自体が大きく減ってしまいます。

また、実際に募集のある企業に応募してから、書類選考により面接に辿り着き、最終面接から内定をもらって入社するまでの期間は、最低でも3ヶ月は簡単にかかってしまうものです。そして求人件数自体も、年末や年始に出ることが多くなる反面、募集が少ない時期もあることを考えると、そのタイミングに先に会社を辞めてしまった場合、結果的に無職の期間が長くなるケースも多く、収入面から考えてもリスクが高くなってしまうことも考えておく必要がでてきます。そういう意味でも、あてもなく先に退職してしまうというのはかなり問題をはらむ行為であることが理解できます。

求人数が増加する傾向のある時期は、6〜9月、1〜3月といわれています。この期間の応募を逃すと、求人数が減少する傾向があるため、注意が必要です。また景気の拡大期と不景気でも求人数は大きく左右されます。転職活動は、これらを慎重に考えて行動しましょう。

②自己管理力がないと思われる

転職の場合、今勤めている会社でリストラにあったり、あるいは外資なら事業撤退で退職を余儀なくされたりなどの不幸なケースももちろんあるため、本人の意向に係わらず退職したところから次の仕事を探すケースがあることは事実。ですが、現職に特別問題がないのであれば、先に辞めてしまって仕事を探すということに、よほどのしっかりした理由がないと、就職希望先の企業から不審に思われてしまうこともあることは、あらかじめ理解しておく必要があります。

優秀な人材の多くは、現在の仕事をしている中で、次の転職先を探している傾向があります。そのような中、先に仕事を辞めると、採用企業側から「転職のリスクを把握していないのではないか?」「自己管理ができていない」と受け取られる可能性があります。いらぬ詮索を受けないためにも、在籍中に次の仕事を探していくことを強くお勧めします。

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