後悔しない転職をするために事前に理解しておくべき3つのこと

現在日本の労働市場は「転職ブーム」と言われるほど転職が活況です。しかし、転職を行う1人1人にとっては人生を大きく左右する重大な決断であり、社会的なブームとは裏腹に決して気軽に下せるものではありません。それだけに転職後に後悔することなどないよう、慎重な検討が望まれます。それでは、転職を後悔しないためにはどのようなことを事前に理解しておけばよいのか。後悔しない転職を実現するために特に大切なことを3つに絞ってまとめてみましたので、転職を検討されている方はぜひ参考にしてください。


①自分に対する「客観的評価」を正確に把握できているか

転職を成功させるには、自己分析が大切になることは言うまでもありません。しかし自己分析は「自己視点」だけで行うものではないことをちゃんと理解できているでしょうか。特に転職において重要になる自己分析に対する評価は、「自己評価」ではなく「他者評価」の方なのです。いくら自分で「自分はこんなに優れた人間だ」と分析、評価していたとしても、他者が誰もそれを認めてくれない限りその評価は「一人よがり」の評価でしかありません。勿論、自分をアピールすることは大切ですし、何も自分を過小評価しなくてはならないといった意味ではないのです。

ポイントは「自分はこんな点が優れている」という評価が自己評価ではなく、自他共に認める評価かであるかどうかということなのです。従って、もし「自分はこの点が優れている」といった自己評価だけで転職を考えているなら、できるだけ速やかに例えば現在の職場の上司や同僚、あるいは自分に苦言を呈してくれる目上の方にそうした評価は適切かを尋ねたり、職業能力診断テストの類を利用したりすること等により、自己評価と他者評価と一致するかどうか検証しておくことが不可欠だと言えます。


②転職先の職場環境や条件等が悪化したとしても意志は変わらないか

転職するにあたって絶対と言って良いほど必要なことは、転職後の職場環境や条件が現在の職場より必ず良くなるとは限らない、むしろ悪化する場合もあり得るということに対する覚悟です。

例えば求人情報だけで比較すれば現職より年間休日日数が増えそうだとか、給与もアップしそうだと思えても、実際には休日出勤がかなり多く逆に休日は減ってしまっただとか、あるいは基本給こそ現職よりアップしたが、賞与が予想外に低く、年収ベースでは現職よりむしろ下がってしまったといったケースは起こり得るものなのです。特に賞与は転職先企業の業績等に左右されますので、仮に転職してからしばらくは良かったとしてもそうした好調な時期が永久に続くとは限らないのです。

また、仮に現在の職場の人間関係に対する不満から転職を検討している場合、現職を辞めればその人間関係からは開放されるかも知れませんが、転職先において現職以上に良好な人間関係が必ず築けるとは限りません。逆にもっと悪くなる可能性だって排し切れないのです。

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