居酒屋の料理メニューの原価を紹介!

居酒屋の料理メニューの原価を紹介!

日本のビジネスパーソンと切っても切れない社交場、それは居酒屋です。仕事帰りに「ちょっと行こうか」となれば居酒屋。そんな居酒屋ですが、あなたはそれぞれのメニューの原価をご存知ですか?

居酒屋には多くのメニューがあるので、当然ながらその原価率もいろいろ。そこで今回は定番の居酒屋メニューの原価を調査して、損をしない居酒屋での注文を覚えておきましょう。

原価と原価率についての予備知識

まずは、原価についておさらいしておきましょう。居酒屋における原価というのは、食材の仕入れ価格です。食材の原価に家賃光熱費、人件費などの経費、そして店の利益を足したものが提供されるメニューの価格となります。

対して原価率というのは原価を販売価格で割ったもの。原価が高いか高くないかは当然食材によって変わってきます。損をしないという観点から見ると、気にするべきは原価ではなく原価率ということになります。言い換えれば「お得感」ということですね。

諸説ありますが、一般に飲食業の原価率は30%と言われています。しかし、居酒屋のようなメニューが豊富で価格帯がある程度の範囲内に収まっている業態の飲食店では、原価率が高いもの・低いものが混在している確率が高いのです。しかも、居酒屋は他の業態の飲食店と比べて原価率が高いと言われています。ですので、以下に紹介するメニューの原価率が40%を超えるのなら、お得なメニューと言えます。

居酒屋おつまみの原価は?

さて、原価のウンチクはここまで。以下に居酒屋の定番メニューの原価をズバリ紹介します。(当サイト独自調べ)

焼き鳥は意外にもササミの原価が一番高い

焼き鳥は部位によってその原価がかなり変わってきます。

  • ササミ…1本35円
  • ネギマ、モモ(正肉)…1本30円
  • ナンコツ、砂肝、レバー(加熱用)…1本25円
  • 皮…1本10円

焼き鳥としては地味な存在のササミが、実は一番原価が高いのはちょっと驚きですね。色々食べたいからと盛り合わせを頼むと、原価の低いものと組み合わされてしまうので、焼き鳥は単品で頼んだ方がお得なようです。

  • 唐揚げ…3~4個で50円

牛肉・鶏肉・豚肉の中で一番安く仕入れられる食材は鶏肉です。宴会などの大人数で頼む、どっさり盛られた唐揚げ大皿だと原価150円くらいになります。

原価率が30%だと、原価150円の場合、販売価格は500円前後に設定している居酒屋が多いといえます。

  • 枝豆、冷ややっこ…50円以下

スピードメニューの代表格である枝豆や冷ややっこ。「とりあえず頼もう」で注文しがちなメニューですが、枝豆や冷ややっこは非常に原価が低いメニューです。さらに調理の腕を問いませんので、お店にとってはありがたいメニューでもあります。

原価の安さから「つきだし」としても提供されることが多いでしょう。

看板メニューは原価率50%~120%?

「刺身がウリです」などと看板メニューを掲げる居酒屋では、店の最大の売りである看板メニューにとても力を入れています。「原価割れ」、「これでギリギリ」みたいなアピールもしていますが、これはあながち宣伝文句だけではないようです。

その分他のメニューやドリンクで原価率の帳尻を合わせているとも言えますが、それでもやはり人気のあるメニューは少なくとも「お値段以上」の満足感があるからこそ口コミなどで話題が広まり、お店の看板となっているのです。

居酒屋ドリンクの原価は?

さて、ここまで居酒屋で出される料理の原価をご紹介してきましたが、ドリンクについてはどうでしょう。

居酒屋の利益は、ドリンクで成り立っている

飲食店の経営状態を見るのに使われる指標として「FD比率」というものがあります。Fはフード、Dはドリンクですので、売り上げにおけるドリンクとフードの比率ということですね。

食事主体のレストランのFD比率8:2に比べ、居酒屋のFD比率は6:4と言われています。そして居酒屋で出されるドリンクは、入ったばかりのアルバイトでも作れるので、とても利益率の良いものとなっています。

原価がダントツで高いのはビール

生ビールの中ジョッキは、店にもよりますがだいたい400mlくらいです。注ぎ方によっては泡の比率を多くすることにより350mlくらいで中ジョッキを満たすことができます。350mlといえば、一番ポピュラーな缶ビールのサイズ。安売り酒店やスーパーなどで買えば200円程度でしょうか。居酒屋で供される生ビールは、ビールサーバ用の樽詰めのものを使いますし、業務用ですから当然ながらこれよりは安くなります。ですので1杯の原価は160円くらいとなります。ビールはドリンクメニューの中でダントツに原価が高い飲み物です。

サワーやハイボールは原価が低い

各種サワーやハイボールなど炭酸系で割る系のお酒は、居酒屋の利益を支える稼ぎ頭です。逆にいえば客にとっては損なドリンクとも言えます。その原価はなんと1杯30円から50円というから驚きです。

生絞りフルーツのチューハイは、本物の果実を使う分、原価は高くなります。

実は一番原価率が低いソフトドリンク

ファミレスでのドリンクバーの原価は、1杯5円から10円と言われています。ファミレスほどではないにせよ、居酒屋でのソフトドリンクも提供価格が300円なら原価率は10%にも満たないことになります。

飲み放題はモトが取れるのか?

居酒屋での飲み会では、飲み放題を選択する人も多いでしょう。多くの居酒屋では2時間2,000円といったところでしょうか?多く飲む人にはうれしい制度ですよね。同じお金を払うなら、もちろんモトは取りたいところ。でも正直本当に元が取れるのか、ちょっと計算してみましょう。生ビールの原価は、中ジョッキ1杯160円とご紹介しました。2,000円を160で割ると12.5です。原価で考えると1時間で12.5杯の生ビールを飲まないと元はとれないわけですね。あなたは元を取る自身ありますか?

いかがでしたか?飲み会の楽しい時間はプライスレスとはいえ、やはり気になる居酒屋メニューの原価。全体的にいえることは、居酒屋の利益の多くは飲み物が貢献してくれるので、料理の原価率はそれなりに高くなっています。ということは、ビールを少しだけ飲んで看板メニューをしっかり頼むのが、居酒屋で損をしない注文のしかたと言えそうです。

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