「仕事が評価されない」転職理由は通用するか

面接時の転職理由として「会社の評価方法が嫌だ」「自分は正当に評価されていない」等の不満を持つ人は少なくありません。会社によっては社員の半数以上が「仕事で評価されない」と感じている場合もあります。「評価されない」という不満を面接の場面で転職理由としてそのまま用いても良いのでしょうか。結論から先に申し上げれば、そのまま伝えることはNGです。表現方法をポジティブ転換するなどしてうまく伝える必要があります。ではどうすればうまく伝えることができるのでしょうか、


「仕事が評価されない」と思いがちな勘違い理由

1.会社の評価基準を理解していない

毎月の個人目標を達成するなど、トップクラスの成績を積み上げている人によくありがちな勘違い理由。会社側は営業成績以外の部分も評価しています。例えば社内でのリーダーシップ力やマネジメント力、チームワークが発揮できているかなど。社歴もある程度年数を重ねてくると、社内での影響力も評価基準のひとつになってきます。個人成績はずば抜けているけど若手育成に関与しない、同じチームの部下の離職率が高いなどの状況があるのであれば、そこに力を注ぐことを考えてみましょう。

2.そもそも成果主義の会社ではない

会社が「社歴」を重視した評価制度を採用している場合、仕事で大きな成果を上げても、それをそのまま役職や給与に反映することはありません。年功序列や横並びを重視した人事評価制度の場合、成績を上げた社員ほど「自分が正当に評価されていない」と感じ、不満を持つ場合も。ですがそもそも会社としても特別扱いはできないのです。

3.利益を生み出していない

毎日遅くまで残業をしたり、休憩も取らず頑張っている人にありがちなケース。その仕事はちゃんと利益を生み出しているのでしょうか?会社は「労働時間が長いから」や「頑張っているから」という理由で給与を上げたり、昇格させることはありません。利益を残すことによって評価されるといえます。もちろん一時的なものではなく、継続した利益です。もし直接的に利益を生み出す部署にいなくとも「関与」はできるはずです。成果を上げ、それが上司の目にとまれば評価されるようになる希望は残っています。


仕事が評価されない人の特徴

仕事が評価されない人の特徴

1.協調性がなく自信家

周りの人が困っていても知らんぷり、上司なのに部下を助けない、自分の仕事が一番大事などの考えを持っている人は、どれだけ仕事ができても会社に評価されないといえます。自分の意見を絶対に曲げないなど、チームワークの重要性を理解できない人は、人の上に立てません。その結果、給料が上がることもないのです。

2.受動的なタイプ

依頼された仕事は卒なくこなすし完成度も高いとはいっても、受け身の姿勢の人は評価されにくいといえます。自ら発信することに苦手意識を持っていたり、自分に自信がないのがその理由。真面目に仕事を頑張るのに、正直もったいないタイプの人といえます。

3.口先だけの人

発言は立派でも行動が伴わない人は評価されないといえます。直属の上司との人間関係がうまくいかない部下に「上司なんか関係ない!ガツンと言ってやれ」とはいうものの、自分は上司の前でペコペコしている人や、仕事で成果を出すと公言したのにすぐに諦めてしまう人は信頼されません。発言先行ではなく、行動を大事にすべきです。つまり、体現できている人は何も言わずとも行動に表れているのです。


会社が評価しない理由

会社が評価しない理由

期待と実力にギャップがある

本人は頑張っているし成果も出しているつもりでも、会社から期待されている水準まで到達していないと評価されない傾向が。自分に今足りていないスキルを明確にするためにも、上司に相談するのもひとつの方法です。

社員に還元できるほど会社に利益が残っていない

会社の業績が赤字であったり、利益が残っていたとしても安定性に欠ける場合、社員への還元を抑制することも少なくありません。経営層は売上のみならず利益を見ています。その視点で今の会社がどのような状況なのか、見てみましょう。

利益を投資に回している

利益が残っていても、新規事業や人材獲得に投資する必要があるため、社員の給与還元を抑えているケース。会社の方向性や事業計画によるため、今後の事業展開について理解を深めることも大切です。


まずは会社から正当に評価されることはない前提を受け入れよう

人が人に対して行う評価方法に完璧は存在しません。また評価基準もさまざまです。四六時中監視されていたとしても見る角度が違えば、あなたにとって正しい行動をとっていたとしても、評価する人にとっては減点評価になるのです。あなたの職場にいる、あまり頑張っていないと思う社員を一人思い出してみてください。あなたは頑張っていないと思っていても、その社員はもしかすると120%の力を発揮して仕事に向き合っているかもしれません。

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