なぜインターンシップ参加は内定に有利なのか

インターンシップを実施する企業と参加する学生の数は、毎年右肩上がりで上昇している状況にあります。マイナビの調べでは、今や学生の6割程度がインターンシップに参加しているとの結果もある程です。つまりインターンシップは、もはや参加を迷うイベントではなく「就活の一環」として「参加が前提」と考えられるようになってきたと言っても過言ではありません。

では参加者が増加しているインターンシップですが、就活生の参加はその後の採用試験の選考において有利に働くのでしょうか。今回は就活生が最も知りたいテーマと言える「インターンシップと選考の関係」についてズバリ解説致します。

インターンへの参加は有利になる可能性が高い

インターンへの参加は有利になる可能性が高い先に結論からお伝えすると、インターンシップは採用に有利に働きます。その理由を以下の目次に沿ってお伝えしていきたいと思います。

◎目次
(1)インターンシップの種類
   1:実践型のインターンシップが有利
   2:インターンシップは長期の方が有利
   3:「インターン参加は採用とは無関係」と公表する企業の本音
(2)インターンシップに参加するメリット
(3)インターンシップに参加した学生の声

それでは早速「(1)インターンシップの種類」から見ていきましょう。

(1)インターンシップの種類

インターンシップの種類まずはインターンを細かく分類していきます。インターンに参加する期間の長さによって以下の2つに分類されます。

長期インターン 3ヶ月〜半年程度
短期インターン 1日〜1ヶ月程度

上図にもある通り、長期インターンは長ければ半年ほど参加し、短期インターンは短ければ1日で終了するため、大学やアルバイトを含めた自分のスケジュールに合わせて参加すべきといえます。

次にインターンの内容を分類します。インターンは、会社が決めたカリキュラムによって経験できることが異なります。大きく分けると以下の3種類が存在します。

(1)セミナー・見学・体験型 企業の説明会の延長として、参加者の企業理解度を深める目的として行われるタイプ
(2)プロジェクト・ワークショップ型 インターン学生数名ごとのチームを作り、与えられた課題に取り組んだり、ディスカッションするタイプ
(3)実務実践型 インターン参加学生が実際に現場で働いて、企業は実務を教えていくタイプ

何となく分かりましたか?上記でご説明した「インターンの期間」と「企業が準備するインターンの内容」は以下の傾向があります。もちろん短期インターンでも実務実践型を行う会社もあれば、その逆もあります。そのため、傾向として理解しておいてくださいね。

長期インターン 実務実践型
短期インターン セミナー・見学・体験型、プロジェクト・ワークショップ型

1.実践型のインターンシップが有利

インターンのカリキュラムには3種類あることを上述しましたが、そのなかでも「実務実践型」が内定を獲得するために有利になるといえます。企業が実務実践型でインターン生を選ぶ理由は以下の通りです。

(1)インターンを通じて自社の仕事内容や販売商品、職場環境に対する理解度が高まるので、採用のミスマッチを防ぐことができるから

(2)実務経験で社会人に必要なビジネスマナーを習得する過程の中で、社会人の常識が身につくため

(3)インターン生が仕事をする中で見せる性格や特徴を把握できるため

だからといってセミナー型やワークショップ型のインターンが内定を勝ち取る上で「有利にならない」とか、「不利になる」といったことはありません。採用する企業側の社員と仕事を通じて密にコミュニケーションを取る中で、就活生の人柄や人間性を理解してくれるところが大きいのです。

2.インターンシップは長期の方が有利

インターンは短期よりも長期に参加する方が、内定を獲得するためには有利に働きます。長いインターン期間の中でインターン生の仕事に対する取り組み方や熱意、働き方を理解できると共に、社員との交流を深めることができるため、採用のミスマッチを防ぐことができるからです。

面接だけでは学生の本心を掴むことは容易ではありません。性格の長所や自己アピールしていたことが、仕事の中では短所や弱みとして現れたり、そもそも熱意がなかったりと、そうしたことが毎年のように起こっているのです。

企業としても採用したからには前向きな姿勢で働いてほしいと思っています。それを確かめるためにもインターンは企業にとって有効な手段なのです。

3.「インターン参加は採用とは無関係」と公表する企業の本音

企業側の多くは「インターンシップの参加は、採用に直結しません」と明言しています。もしくはインターンシップと採用の関係性については一切触れようとしません。インターン参加経験者の学生の方は、採用担当からそう聞かされたはずです。これには理由があります。

例えば、学生から就職先として人気のある企業が、「インターン参加が有利になる」と発言してしまえば、学生が殺到し大きな混乱を招くおそれが生じますし、またインターンシップに参加できなかった優秀な学生からのエントリーが減少する恐れもあるため、よほどのことがない限り、関係性を認めることはありません。

しかしながら、現実としてインターンシップが採用に直結した、あるいはインターンシップでの評価が上積みされて採用に至ったと思われるケースがあるのは事実です。企業によっては、採用担当者が日々、参加しているインターン生について日報や意見を書いたものを社員間で共有しているケースもあります。

但し、個々の採用者の最終的な評価判定について企業側は公にはしないため、仮に内定を得た学生が「インターンシップに参加したことが内定獲得へ有利に働いた」と語ったとしても、それが事実かどうかは断定できません。中にはインターンシップの参加は一切影響せず、純粋に書類選考や筆記試験、面接での評価で採用が決まった場合もあると考えられます。

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