フルコミッションと固定給の営業マンのそれぞれのメリット・デメリット

営業マンの給与形態は大きく「フルコミッション」と「固定給」の二つに分けることができます。両者の給与形態はそれぞれメリット、デメリットがあり、どちらが一方的に優れている、劣っているといったことではありませんが、では具体的にどのようなメリット、デメリットがそれぞれの制度にあるのでしょうか。今回は営業マンの給与形態である「フルコミッション」と「固定給」を比較しつつ、それぞれのメリット、デメリットを紹介して参ります。


①収入の安定度と生活設計のしやすさ

安定収入固定給のメリットであり、フルコミッションのデメリットとして真っ先にあげられるのが収入の安定度です。固定給は仮に契約が1件も取れなかったとしても、固定給分は必ず給与を貰えます。そのため仮に固定給が月額30万円としたら、少なくとも30万円の収入を前提とした生活設計が立てることができます。

一方フルコミッションの場合、月度で契約が1件も取れなければその月の報酬はゼロとなります。また報酬がゼロとならないまでも月度によって報酬額が大きく変動する場合があるので、固定給のように決まった収入額を前提とした生活設計を立てにくい面があります。


②高額報酬を得られる可能性

高額収入フルコミッションの最大のメリットが高額報酬を得られる可能性があることです。不動産業界に比較的多いケースですが、入社時に固定給かフルコミッションかを選択できる場合があり、通常固定給の場合は1件の契約について仲介売上の10%程度の歩合給だとしたらフルコミッションは固定給がない代わりに50%から60%程度の報酬が得られます。

その結果、1件の契約で50万~100万といった金額を得られる可能性があるため、契約数次第では月収数百万といった収入になる場合もあります。その点で固定給はプラスアルファとして歩合給がつく場合もありますが、通常フルコミッション制のような高い割合での歩合給がつくことはありません。

また会社によっては固定給部分の費用を回収する目的で、一定数以内の契約までは歩合がゼロといった制度も決して珍しくあります。つまり、あくまで一般論ですが固定給は安定度が高い反面、フルコミッションで得られるような高額報酬を得られる可能性は大変低いと言えます。

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