部下が報連相(ホウレンソウ)をしない7つの理由

③自分の評価を下げたくないから報連相をしない

評価

失敗は、記録として残ります。さらに、昇格や賞与査定などの評価にも影響します。評価を行うときに過去の失敗が減点材料となるのも一般的です。失敗をした人間は、評価が下がるという形で責任を取らされることをイメージしてしまいます。

しかし、失敗によるリスクを最小に抑えた後に、失敗したことを成功に結びつけて結果を出すことが、失敗による減点を補ったうえでお釣りが出るほどの加点につながるのです。上司は、部下にそのことを言って聞かせ、減点を恐れて報連相をしないようなことが起きないように働きかける必要があります。

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④自分で解決できると思っているから報連相をしない

解決

責任感の強いタイプや自意識過剰なタイプの部下は、上司の手を借りずとも自分で仕事を完結できると考える傾向があります。「自分で何とかしなければならない」、「こんなこと自分だけで何とかなる」という気持ちになり、自己完結してしまおうとするのです。

その部下は、失敗の裏に大きなリスクが潜んでいることをちゃんと理解できていないケースが多いです。ミスが周囲にも飛び火し、その結果大勢の人に迷惑をかけてしまう、会社に大きなダメージを与えてしまうようなことに気付かずに突っ走ってしまいます。

そうならないためにも、上司は「相談することは恥ではない」、「報連相も重要な仕事なのだ」ということを言って聞かせ、部下が報連相をしやすい環境を整えてあげる必要があります。

⑤報連相をするほどの問題ではないと考えている

問題なし

報連相が大事ということは分かっていても、この程度のことまで報連相をする必要があるのかと迷うのも事実です。「些細なことまで報連相をして忙しい上司の手を煩わせたくない」、「上司から、こんなことまでいちいち言ってくるなよと言われてしまうのではないだろうか」という気持ちになり、極力報連相をするのを控えようとしてしまうのです。

しかし、報連相をするべきなのかどうかを判断するのは上司です。報連相がなかったがために取り返しのつかない事態を招き重い責任を背負わされるよりは、些細なことまで報連相をされ時間を取られる方が、上司にとっては、ましなことです。上司は、判断する責任は自分にあるのだということを、部下に理解させる必要があります。

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⑥報連相のやり方が分からないから報連相をしない

疑問

どのタイミングで、どんな風に報連相をすればよいのかが分からず、スムーズに報連相を行うことができない部下もいます。特に新入社員や転職したての社員に、そのようなケースが多いでしょう。

これの原因は、上司と部下のコミュニケーション不足です。上司から必要なコミュニケーションを取り、日常の中で報連相をするパターンを確立してあげることが必要です。

⑦上司のことが嫌い・信頼できないから報連相をしない

嫌い

報連相の重要性は十分理解していても、上司との関係性が悪ければ、報連相をしてくれないケースがあります。仕事の進め方やマネジメントの方法に、部下が不満を持っていることが原因です。この状況を放置してしまうと、関係性は更に悪化していき、仕事に支障をきたすので注意してください。

このようなケースに陥ったときは、腹をすえて部下とよく話し合い、信頼関係を再度構築していくしかありません。話し合いの場では、売り言葉に買い言葉とならないよう、冷静に話をし、喧嘩にならないようにしましょう。

報連相は、とても重要なことです。もしあなたが部下の報連相不足に頭を悩ましているのであれば、部下と話をし、報連相をしない(できない)理由をはっきりさせたうえで、解決に導いてあげることが必要です。

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