【転職時は要注意】完全週休2日制と週休2日制の違い

日本の多くの事業所で採用されている「週休2日制」ですが、この週休2日制の正確な意味や完全週休2日制と週休2日制の違いなどについて皆さんはご存知でしょうか。例えば求人広告でA社が「完全週休2日制」、B社が「週休2日制」と表記されていた場合、両社の休日日数はトータルで大きく異なる場合があるのです。従って、特に転職等を考えておられる方はこの違いを正確に知っておいた方が良いと言えますので、その違い等についてわかりやすく説明致します。

完全週休2日制とは

まずは、「完全週休2日制」からご紹介することにしましょう。完全週休2日制とは文字通り、「週単位において必ず休日が2日あるという休日制度」のことです。但し、誤解してはならないのは、完全週休2日制は連続して2日の休日を与えるという意味とイコールではないということです。

例えば、水曜日と日曜日が休日だとしても「完全週休2日制」となります。従って完全週休2日制が必ずしも土日が休日を意味するものでも、連続で2日取れることが前提になっているものでもないということは、理解しておくべきポイントの一つと言えます。また、完全週休2日制に祝日が含まれる場合と含まれない場合があることも理解しておいた方が良い点です。

祝日が含まれない場合は、週2日の休日と祝日を合わせて3日以上の休日となりますし、含まれている場合は祝日等に関係なく、2日の休日以外の5日間は出勤することになります。この点も併せて理解しておいた方が良いでしょう。

週休2日制とは

次に週休2日制の意味についてです。週休2日制とは必ず週2日以上の休日を保障するという意味ではなく、「1ヶ月間の中で週2日の休日が1週以上ある」という意味なのです。

例えば、最初の1週のみ2日休日で残りの3週は全て週1日しか休日がなかったとしても、「週休2日制」となります。従って頭に「完全」という二文字があるかないかで、月間の休日日数には大変大きな違いが生じる場合があるということになります。

法的な規定について

では完全週休2日制や週休2日制という休日制度について、法律上ではどのように規定されているかと言いますと、実は法律上の具体的な規定はありません。正確に言えば、完全週休2日制も週休2日制も法律上の規定は満たしていることになっています。

労働基準法では原則週1日以上、やむを得ない場合には月4日以上の休日を与えることを使用者の義務としているだけで、週2日以上または月間8日以上の休日は特に義務化されている訳ではないからです。

求人欄をみる場合のチェックポイント

つまり、完全週休2日制も週休2日制も採用する企業側が定めた就業規則に則っており、法的義務ではありませんので、それだけに、求人欄等をみる場合には次のような項目を自主的に注意、確認しておくことが大切だと言えます。

  • 完全週休2日制となっているか週休2日制となっているのか
  • 祝日は週休2日に含まれるか否か、年間での休日日数総数は何日あるか
  • 週2日の休日は何曜日なのか、また、その曜日は固定されているかどうか等

休日は遊ぶためだけにあるのではなく、仕事への英気を養う、つまり心身共にベストな状態で仕事に臨む上でも大切なものだと言えます。だからこそ、休日の日数を大きく左右することになるこれらの言葉の意味を正確に理解した上で、会社での働き方を考えて頂きたいと思います。

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