ヘッドハンティングの転職で失敗しないために注意すべき4つのポイント

当サイトで好評のヘッドハンティングシリーズとして、今回はヘッドハンティングを通じた「転職活動」に着目することに致します。自分で求人企業を探して応募する転職方法と比較した場合、ヘッドハンティングならではの長所がある一方、特有の短所もあります。従ってそうした長所、短所を踏まえた上で有効にヘッドハンティングを利用することが転職を成功させる上で重要になってきます。そこで今回はヘッドハンティングを利用して転職を果たす場合、注意すべきポイントにはどのようなことがあるのかを紹介して参ります。


①ヘッドハンティングは「受動的」故に企業調査が不十分になりがち

ヘッドハンティングは求人企業側からエージェントを介して話を持ちかけられる、言わば受動的な転職活動と言えます。そのため、楽と言えば楽なのですが、能動的な転職活動との決定的な違いは求人企業側に対する調査等が不十分になりがちな点です。自分で求人企業を探して応募する場合には、自分で企業を選び出す必要がありますので、求人情報のみならず企業の経営状況や評判等々も慎重に調べる必要に迫られます。

その点でヘッドハンティングの場合は、能動的に求人企業を探し出すというプロセスを経ず、エージェント側から求人企業に関する(良い)情報が次々に提供されるため、調査等が自然に甘くなってしまうためです。従って、ヘッドハンティングされた場合にはエージェントからもたらされる情報に満足せず、ある意味疑いの目を持ってオファーをしている求人企業側を自主的に詳しく調べる取り組みが必要です。


②提示条件に踊らされないようにする

ヘッドハンティングは求人企業側の「能動的」な動機でオファーがかかる転職方法ですので、一般的な傾向として、年収等の条件は現在の勤務先より良くなる場合が多いと言えます。例えば現職で年収700万円の人材をヘッドハンティングしたい場合に、年収500万円という条件を提示しても応じてくれる可能性が低いことは求人企業側だって十分理解しています。その人材を本気で獲得したいと考えるなら、800万円以上の条件を提示しても何ら不思議ではありません。

しかし、ヘッドハンティング時に提示される条件が好条件だとしても、否、好条件なら尚更その条件に踊らされてはなりません。現職の年収が700万円だとして、仮に「年収1千万」という好条件を提示されたとしたら大きく心が動くかも知れません。が、企業側もまだ自社で実績をあげていない人材に対して、企業側だけが一方的に不利になる好条件ばかりを提示することはあまりありません。

例えば初年度こそ年収1千万を保証してくれたとしても、次年度以降は年俸制に移行し、実績次第では給与水準が大幅に下がる可能性もあるとしたら大喜びしてよいものでしょうか。年収1千万にはそれに見合う大変高度な実績を求められることが多く、その会社での業務に慣れてない初年度に高い実績を上げることは難しい場合があることは十分考えられます。そうなれば、転職したが結局年収では前職より下がってしまったといった事態も起こり得るのです。

大切なことは提示された条件をどの程度長期的に保証してくれるのか、万一思うようなパフォーマンスがあげられなくとも現職の給与水準を下回る給与に減額される心配等はないか等々、シビアな視点から条件を検討し、不明な点はエージェントを介して詳細に確認することが大切です。

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