ヘッドハンティングの誘いをメールで断る方法【文例付き】

当記事で好評のヘッドハンティングシリーズ、今回はヘッドハンティングをメールで断る方法についてご紹介することにします。ヘッドハンティングと言えどもする側、される側の合意ができてはじめて成立するものであり、断る場合があっても何ら問題はありません。しかし、失礼な断り方は避けるべきです。

例えば他の企業へ転職を果たしたところ、その転職先にとってヘッドハンティングを断った企業が重要顧客だったとしたら転職後大変気まずい思いをしたり、立場が悪くなったりするおそれが生じます。関係がなくなるからと言っていい加減な対応をしてしまえば、思わぬところでしっぺ返しをくらうこともあるということです。

また、せっかく声をかけてくれた企業ですので、断る場合にも丁重に紳士的に対応することが社会人として大切なマナーでもあります。では、ヘッドハンティングをメールで断ると仮定した場合、どのようなことを心掛ければ良いのか、どのような文章で断ればよいか等を文例と共に解説することに致します。


メールで断る注意点①:相手側企業の批判は行わないこと

相手側企業の批判は行わないことメールが最もこわい点は受け取った相手側が削除しない限り、書いた文章が「残る」ということです。そのため文章中にビジネスマナーに反した表現や、誤った敬語表現等があった場合には社会人として未熟という証拠を相手側に残す結果となりますので十分な注意が必要です。特に注意したいことは相手側企業の批判や非難は勿論、そのように”受け取られるおそれ”があるような表現も避けることが大切です。

例えば「せっかくお声がけ頂きましたが、面談した結果「だめだ」と思ってしまいましたので」
といった表現を考えてみます。書いた本人としては、自分が求人企業側の職場で活躍できる自信がないと思ったことを「だめだ」と表現したつもりなのですが、この表現では「求人企業がだめだ」とも受け取れてしまいます。つまり自分にはそのつもりがなくとも表現が不十分、あるいはあいまいな場合には相手に誤解を与えることがありますので、明瞭でわかりやすい表現になっているか、誤解をまねかないかといった観点から厳しくメール文を複数回チェックすることが必要です。


メールで断る注意点②:断る理由を馬鹿正直に伝え過ぎない

断る理由を馬鹿正直に伝え過ぎない断りのメールを書く上で最も慎重にならなければならないのが「断る理由」です。例えば年収の条件が希望額に届いていなかったとしても、それをストレートに伝えることは①でお伝えした相手企業の批判につながる可能性をはらんでしまいます。また、現職を辞めてまで求人企業に移りたいと思えるほど魅力を感じなかったと言うのが理由であった場合、この事実を正直に伝えてしまえば、求人企業側のプライドを傷つけることになります。つまり、断る理由はその内容次第ながら、馬鹿正直に伝えるものではないということです。

それには①と矛盾するようですが、「断る理由」に限っては「せっかく好条件でお誘い頂いたので迷いましたが、一身上の事情等がありまして」等々、あえてぼかしたり、曖昧な表現にすることもマナーとして必要なことと言えます。


メールで断る注意点③:エージェントに感謝の気持ちを伝える

エージェントに感謝の気持ちを伝える断りのメールは企業側へ直接ではなく、ヘッドハンターもしくは仲介を担ってくれた企業側への送る場合が多いと考えられますので、それを前提とした場合のポイントとしては仲介してくれたエージェントに対する感謝の気持ちを伝えることです。断るという結果になったと言っても、仲介役を担ってくれたエージェントは皆さんのために汗をかいてくれたことは間違いありません。

その苦労を無為にすることにもなる訳ですから、お詫びの言葉と共に汗をかいてくれたエージェントに対する感謝の気持ちを伝え、良好な関係を大切にすることが今後のヘッドハンティングでより良い企業の紹介を得る意味でも大切になってきます。


メールで断る例文

それではご紹介した①~③のポイントを踏まえ、ヘッドハンティングを断る場合の例文を、仲介役を担ってくれたエージェントに対して送る場合を想定して紹介することに致します。

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