G8・G20・G7のそれぞれの参加国と違い

テレビのニュース番組や新聞記事の見出しにおいて「G8」「G20」「G7」といった言葉をしばしば見かけることが出来ますが、皆さんはこれらの違いについて正確にご存じでしょうか。

「8」や「20」といった数字が参加国の数であるということはおわかりでしょうが、ではG20に参加している20の国はどこか、G8とG7の違いは何かとなると怪しくなってくる場合が多いと思われます。そこで今回はG8やG20等の違いについてわかりやすく解説することにします。

「G8」とは

主要国首脳会議である「G8」の定義から御紹介しますと、驚くことなかれ、G8という言葉に対する正式な定義は無いのです。G8は、国連や世界銀行などの機関とは違い、先進国からなる非公式な「世界政府」です。

また、G8が「Group of Eight」という総称の略称であること、G8とは「G8サミット」と呼称される「首脳会議」に参加する「日本(日)、アメリカ合衆国(米)、イギリス(英)、フランス(仏)、ドイツ(独)、イタリア(伊)、カナダ(加)、ロシア(露)」の8カ国のことを指しています。

G8参加国:日本・アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・カナダ・ロシア

ただし、ロシアはウクライナ問題によって除外されており、現在はロシアを除く7カ国で首脳会議が開催されています。G8での議題は、国際的な問題が中心であり、それで決定された事項を、参加していない発展途上国に強制されているという批判もあります。

このG8の成り立ちについて理解するには、G7を理解しておく必要がありますので、続いてはG7をご紹介することにします。

先進国首脳会議「G7」とは

「G7」もG8同様、7つの先進国からなる非公式な首脳会議です。またG8が「Group of Eight」の略称であるのと同様に、G7も「Group of Seven」の略称であり、G8との違いで言えば「ロシア(露)」を除いた7カ国であるということです。ロシアが含まれるとG8となり、含まれない場合がG7と理解しておくと憶えやすいですね。

そのG7に参加している国々は、G8の「露」を除いた「日、米、英、仏、独、伊、加」の7カ国となります。参加国の顔ぶれから分かるとおり「先進国」ばかりです。そのためG7サミットは「先進7カ国首脳会議」といった言葉が新聞の見出し等で採用されてきた訳ですが、あくまでそれらは造語であって、公式に認められている呼称ではなかった訳です。

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