友達と一緒に起業してはいけない3つの理由

起業を志している方であれば、「友達と起業してはいけない」ということを耳にしたことが1度はあるのではないでしょうか。実際に友達と起業して失敗している人はたくさんいます。一方で、少数ながらも友達と起業して成功している人もいます。では、どうして友達と起業をすると失敗しやすいのでしょうか。友達と起業してはいけない3つの理由を紹介します。

①会社での上下関係があいまいになるため

まず起業するということは、当然ながら会社をつくるということです。会社というと、どのようなイメージをお持ちでしょうか?会社員のよくある不満といえば、必ずと言っていいほど上位に挙げられるのが人間関係です。「上司が口うるさい」「上司が話を聞いてくれない」「部下が言うことをきかない」というような上司や部下に対する不満です。起業をすると、このような問題にも後々直面することになります。

これらの不満の前提としてあるのが、上司や部下の存在です。起業してから最初のうちは、従業員を雇う余裕はありません。起業したメンバーだけで、ある程度の期間は過ごすことになります。起業したメンバーが友達同士の場合、もちろん、これまでの人間関係は上司や部下という間柄ではなく、あくまで対等な立場のはずです。この対等という関係が、友達同士で起業する際の落とし穴となってしまいます。

対等な相手や仲の良い相手には、指示や指摘がしにくいものです。もちろん友達だからこそ、何でも話せる関係性はあるでしょう。しかし、相手からの指摘や指示が1度ならまだしも、立て続けに起きてしまうと、言われた相手は不満を持ち始めます。相手は「どうしてお前に言われないといけないんだ」と思ってしまい、そこから徐々にお互いの関係に亀裂が入り、結果、起業失敗へと向かってしまうのです。

②お互いの能力を把握できていないため

では次に、あなたの友達の顔を思い浮かべてください。思い浮かべる人は、一緒に起業をしたいと考えている人です。あなたは、その友達の本当の姿や能力をちゃんと理解できていますか?友達同士の起業で、ネックになる部分が、お互いの能力の測り方です。

通常、友達の前では、遊ぶ時の顔しか知らないものです。一緒に仕事をしたことがある友達であっても、その時だけで相手の能力の全てを知ることができるでしょうか。友達もあなたの本当の能力を知っているでしょうか。当然起業をするときには真剣で、命をかける程の人もいると思います。人生がかかった起業ですから、能力が高い人と仕事をしたいですよね?その友達はあなたの求める能力が本当にあるのでしょうか。

仮に、友達以外から起業のパートナーを選ぶとしましょう。その時は、相手のどんなところを見て、パートナーを選びますか?「友達のように気が合うかどうか」は選ぶ基準になりませんよね。まずは「仕事に必要な能力」や「資質」を持っているか、確認するはずです。例えば、営業力やプログラミング、マーケティングなどのスキルなどです。

もし、現時点で必要なスキルを持ち合わせていなければ、友達に能力を伸ばしてもらうために「このセミナーにいってくれ」「もっと勉強してくれ」と言えますか?逆にあなたは友達からそう言われて、素直に従うことができますか?

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