ホチキスで書類を止める正しい位置・ビジネスマナー

会社の会議や取引先の方に資料を渡すときに、ホチキスで止められた資料を用意する機会は多いのではないでしょうか。パソコンによる資料作りやデータで配信する機会が増えたとは言え、ビジネスシーンではまだまだ紙媒体の資料が活躍しており、紙媒体が無くなることはないでしょう。

そんな紙の資料をホチキスでまとめるときに、例えば右上か左上かなど、どこに止めたらよいのか迷ったことはありませんか。普段はこちらを止めていたけど、ほかの人に指摘されて間違っていることに気づいたという方もいるかもしれません。そんな意外に知らないホチキスの止め方の位置やマナーについて紹介します。

ホチキス(ホッチキス)の正しい止める位置・マナー

ホチキスを止める位置

横書きの場合、ホチキスを止める位置は「左上」

日本は元来、縦書き主流の文字文化でしたが、ビジネス領域においては欧米の影響を大きく受けたこともありビジネス文書は横書きが主流となっています。ホチキスの止め方も、横書きの文書を前提とした止め方を正しく理解しておくことが、特にビジネスマナーにおいて大切です。では横書きの文書をホチキスで止める場合どこを止めれば良いのでしょうか。横書きの用紙を思い浮かべながら読み進めてください。

横書きは、一般的に左上から文章が始まり、体裁としては右下で完結するようになっています。そのため多くの人は、書面の右下を最終的に確認してからページをめくることになりますので必然的に右下端からページをめくることになります。

従って、ホチキスを止める位置はその対角線の上位置となる「左上」が最も望ましい位置となります。そうすれば、視線の動きに則って無理なく自然にページをめくることができます。

また、左上でホチキスを止めた方が良いのにはもう一つ理由があります。それは日本人の利き腕です。日本人は多くの人が右利きであるため、左手で資料をめくり、右手にボールペンを持ってメモすることになります。その際、資料をめくる方向が右側ではなく左前方になれば、メモする右手の邪魔にならないからです。

縦書きの場合、ホチキスを止める位置は「右上」

ビジネスシーンでは横書きが主流とはいえ、映像を制作する場合など台本原稿やプロの文筆家から受け取る原稿などは今でも縦書きが中心。そのため、縦書きの文書や資料をホチキスで止める機会も絶対にないとはいえないので、横書き文書との違いを覚えておくことが望ましいと言えます。

縦書きの文章を読む場合は、右上から左下へと目線を移すことになります。その結果、最後の行の文字は左下に位置することになりますので、この場合、左下をめくりながら次のページへと進むことが便利と言えます。つまり、その左下の対角線上部となる右上をホチキスで止めることが好ましいと言えます。このように、縦書きと横書きでホチキスを止める位置が異なってくること、並びに横書き文書の場合は「左上」、縦書き文書の場合は「右上」の二点についてビジネスマナーとして覚えておくようにしましょう。

縦書きと横書きが混同時のホチキスを止める位置は「左上」

資料に書かれている文章が全て横書き、あるいは縦書きという場合にはそれぞれ単純に左上、右上と覚えておけば良かった訳ですが、資料によっては全ての紙面が縦書き、横書きで統一されていないこともあります。このような縦書きと横書きの両方が混ざっている場合は、どのようなホチキスの止め方をしたらよいのでしょうか。

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