受動的と能動的の意味・違い

「積極的と消極的」「ポジティブとネガティブ」など、人の行動パターンや性質を対義する言葉はたくさんありますが、ビジネスシーンに限らず日常会話でも言葉の意味を正確に使いこなせる人でありたいですね。今回ご紹介するのは「受動的」と「能動的」の言葉。受動的と能動的はどのような意味を持ち、違いはどこにあるのか、早速ご説明していきます。

「受動的」と「能動的」の意味

「受動的」と「能動的」の意味

受動的の意味

受動的とは「他から動作・作用を及ぼされるさま。自分の意志からでなく、他に動かされてするさま」という意味です。「受動」という言葉には、「自らの意思とは関係なく他の作用を受けてしまう」という意味がありますが、分かりやすくいえば、自分発信ではない、自分からボールを投げずに周りに影響を受ける様子や行動のことです。

とはいえ受動的には「避けている」「逃げている」「いやいやながら」というような物事に対して拒否や否定の意思を表現するニュアンスはありません。そのため「消極的」や「及び腰」などとは少し意味が違うため注意が必要です。

考えてみれば拒否や否定も一つの感情表現が含まれますが、受動的というのはプラスであれマイナスであれ、いずれの感情も意思も介在しない言葉といえます。ちなみに英語で受動的のことは「passive(パッシブ)」といいます。

能動的の意味

能動的とは「自分から他へはたらきかけるさま」という意味。みずからが口火を切って働きかける様子や行動のことです。

能動的の類義語には「自主的」「主体的」「積極的」などがありますが、類語との意味の違いは、能動的は他の人に働きかける部分。また能動的は、英語では「active(アクティブ)」となりますが、日本人が英語の「アクティブ」に持っている活動的・活発・行動的などの性質を表す言葉とは少しニュアンスが違います。能動的は、行動の有り様を表す言葉であり、他人に働きかける意味も含まれているので、自分の心の中だけでは完結せず、行動にも表現が及ぶわけです。

受動的と能動的の違い

受動的と能動的の違い

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