営業日報を書く意味・効果的な書き方とは

営業マンの皆さんの中には、日々作成しなければならない営業日報に「苦痛」を感じている方は多いのではないでしょうか。もし会社からの命令で仕方なく営業日報を作成してきた、あるいは出すのが当たり前になっているので、特に深く考えず惰性で作成してきたということでしたら、それはとてももったいないことです。営業日報を書くことには、仮に会社の命令であったとして営業マンにとって大変素敵な意味があるのです。

では営業マンにとって営業日報にはどのような素敵な意味があり、営業マンがそうした営業日報の良さを引き出すにはどのように書けば良いのか、今回はそれらの点を明らかにしてゆくことにします。


営業日報を「日々の営業活動記録」として使用してはいけない

営業日報とは「日報」という文字の通り、その日の営業活動を終えたらその内容を報告するためのものと言えばそのとおりです。そうした定義に従えば、その日に終えた活動内容を報告するものですから、「過去」の内容を文書にするものと理解されがちです。もし営業日報に対してこうした認識だけでなら、営業マンにとって営業日報の作成は「単なる作業」の域を超えず、真に役立つものとはなり得ません。

確かに、今日はどのような営業活動を行ったかの日々の活動記録は「情報」として先々役立つ面もありますが、情報を確認するだけの目的なら何もわざわざ日報にしなくとも、営業マンが行動計画を立てる際に書き込んだ手帳やスケジュール帳等が既にあるはずですし、それを情報ソースとして代用しても良いわけです。従って「過去」の記録簿としてだけ営業日報を作成することは、既にある情報の清書作業のようなものであり、作業時間も勿体無いと言えるのです。では営業日報はどのような意味において作成されることが、最も望ましいのでしょうか。


「未来」に向けた改善策を営業マン自身で明らかにするために書くもの

営業日報は、営業マン自身が今日の営業活動を振り返ってみての「反省点」を整理すると共に「改善できるかどうかわからないが、こうすればもっと違った結果になったかも知れない」といった発想をもとに、明日に向けた営業活動の改善策を考え、それを記すために作成されるべきものなのです。

即ち営業日報とは「過去」の記録帳ではなく、明日という「未来」に向けた貴重な改善策を営業マン自身が営業活動を振り返ることで発見するための「機会」として重要なものなのです。そうした機会として営業日報が作成されれば、仮に作成作業に1時間前後要したとしてもその1時間は営業マンとして成長する上で貴重な時間となります。

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