仕事で泣く社員への適切な対処法5つ

ある自治体の男性議員が大泣きしながらインタビューに応じていた場面は国民の大きな話題となりましたが、時代の移り変わりか、男女関係無く仕事で泣いてしまう社員が近年増加してきていると言われています。それに伴って「厳しく叱ればすぐに泣き出してしまうため、おちおち叱れない」とぼやかれる上司の皆さんの声も数多く聞かれるようになってきました。それでも「叱ったために泣いた」等原因がはっきりわかっている場合はまだ悩まずに済みますが、仕事場で泣いてしまう社員は自制心が弱いため、「そんな馬鹿な」と思えるような理由で泣き出すことも多々あり、上司の皆さんにとって大変頭が痛い問題になりつつあります。そこで今回は、仕事場で社員が泣いている場合への適切な対処方法を解説して参ります。


「冷静」「落ち着いて」が基本

社員が泣いたときは冷静にさせる社員が泣いているという状態は「大の大人が泣いている」状態であり、一言で言えば「みっともない」状態と言えます。泣いている社員が自分の部下となれば、上司の皆さんなら一刻も早く事態を収拾したいと考えることは十分理解できます。が慌てて、あるいは焦って状況を改善しようとしても良いことは一つもありません。泣いている社員は泣いている時点で既に自分の感情を上手くコントロールできていない状況なので、焦って対応すれば余計に事態を悪化させてしまう場合もあります。

部下の社員が泣いてしまうという状況に遭遇した場合、上司の皆さんに求められることは自分が「冷静」であること、「落ち着いて」対応すること、事態を「客観的」に落ち着いて捉えることが大切です。では落ち着いた上で具体的にどのような対応をすべきなのか、次の項で説明しましょう。


「泣いている」状況を周囲から切り離す

社員が泣いている状況は周囲にも動揺を与えますし、泣いている社員には周囲から好奇の視線が注がれることにもなります。そうした周囲の状況が泣いている社員の感情を余計に刺激することになり、感情のコントロールを更に難しくしてしまいます。そこで上司の皆さんに求められる対応とは、なだめる等で泣き止まそうとすることではなく、まずは周囲から社員が泣いている状況を切り離すことです。周囲からの視線が届かないスペースや会議室等へ、泣いている社員に付き添って移動させることが先決です。


本人が落ち着くのを待つ

社員が泣いたときは落ち着くのを待つ泣くという行為は自分の感情をかなり高ぶらせる必要があり、また涙腺も刺激し続ける必要がありますのでかなり疲れる行為です。そのため状況次第ながら延々と泣き続けることは考えにくく、時間の経過と共に疲れによって泣く行為は徐々に収束し、それと共に感情の高ぶりも和らぎ、落ち着きを取り戻してくるものです。従って、会議室等に泣いている社員を移動させたらすぐに泣き止まそうとするのではなく、できるだけ本人が落ち着くのを待った方が望ましいと言えます。

しかし、黙って腕組みをして待っているだけでは社員によっては「上司が怒っているのでは」と勘違いしてしまい、その恐怖感から再び感情を乱してしまうこともあります。状況次第ですが、軽く肩に手をかけて「気持ちが落ち着いたら、辛かったことについて話を聞くよ」と穏やかな口調で声をかけた上で、少しだけ距離をとり、背を向けておく等すると良いでしょう。

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